【たぬき】城ヶ崎美嘉「腹ぺこ悪魔とまんぷく小悪魔」
1- 20
21: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/05/29(火) 02:39:17.97 ID:EFGwLI3E0


 と、世間話ついでに話してみる。そんなに大したことないんだよーって。
 アタシだって契約どうこうなんて考えもしてないわけだし、今も全然健康だし。

以下略 AAS



22: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/05/29(火) 02:40:01.96 ID:EFGwLI3E0


「そうそうそうそう!! ぜったいそーゆー意味だってアタシも思ってたの!!」

 莉嘉が前のめりに迫って蘭子ちゃんがびっくりした。
以下略 AAS



23: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/05/29(火) 02:41:40.55 ID:EFGwLI3E0


 蘭子ちゃんは困り顔だった。
 真っ赤な顔で、だけど本人なりに色々考えているみたいだった。

以下略 AAS



24: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/05/29(火) 02:42:38.33 ID:EFGwLI3E0


  ◆◆◆◆◆


以下略 AAS



25: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/05/29(火) 02:44:11.41 ID:EFGwLI3E0


 簡単に説明するなら「はぐれ者たち」というか。
 悪魔という言葉の示す範囲が広すぎて、あえて一括りにするならそうとしか言いようがない。

以下略 AAS



26: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/05/29(火) 02:46:18.72 ID:EFGwLI3E0


 昔から、周りと違うことをマイナスに思ったことはない。

 ママはそれはもう鮮やかに真っ赤な髪の悪魔で、特に男女の恋愛に関しては一家言あった。
以下略 AAS



27: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/05/29(火) 02:48:19.77 ID:EFGwLI3E0


 簡単な話で、学校の規則とか周りの目みたいなことね。
 学校の先生は訝しげだし、クラスメイトは異物を見る目を隠そうともしなかった。
 もちろん、覚悟の上だった。
以下略 AAS



28: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/05/29(火) 02:52:02.91 ID:EFGwLI3E0


「うっ、うぅ゙っ、お゙ね゙ぇ゙ぢゃ〜ん゙……」

 アタシが小5の頃、小1になったばっかの莉嘉が泣きながら帰ってきた。
以下略 AAS



29: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/05/29(火) 02:53:11.96 ID:EFGwLI3E0


 結局、はぐれ者扱いは人間社会でだって同じだ。

 もー怒った。
以下略 AAS



30: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/05/29(火) 02:54:44.46 ID:EFGwLI3E0


 もちろんファッションで偏見持たれるのってイヤだったから、勉強はちゃんとした。
 アタシの評判を落とすのはママや莉嘉を貶めることと同じだから。

以下略 AAS



31: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/05/29(火) 02:55:35.96 ID:EFGwLI3E0


 努力が実って、アタシは人間社会でもそれなりのポジションにつけたと思う。
 偏見のない友達だってたくさんできたし、わかってくれる先生にも恵まれた。
 それで高校に上がった辺りで、雑誌とかのファッションモデルをすることになっていた。
以下略 AAS



114Res/71.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice