【たぬき】城ヶ崎美嘉「腹ぺこ悪魔とまんぷく小悪魔」
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23: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/05/29(火) 02:41:40.55 ID:EFGwLI3E0


 蘭子ちゃんは困り顔だった。
 真っ赤な顔で、だけど本人なりに色々考えているみたいだった。

 アタシにはそういう感情がわかる。
 人の感情の機微が。

「っとね、蘭子ちゃん……」
「…………常ならざるもの達の戯れ」
「つまりその、アタシは……」
「…………極星はただ一つ」

 このやり取りでなんとなくわかった。
 蘭子ちゃんは知ってる。
 てことは、アタシもほんとのところを言わないといけない。

「――あー、うん。いっか言っても」
「…………ん」
「アタシもプロデューサーが好きなんだよね。……えと、恋って意味で」


「美穂と同じ。知ってるんでしょ、蘭子ちゃんも?」




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