47: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/24(日) 08:17:05.14 ID:u2t+T4dv0
「落ち着いたお店、ですね」
「ええ。ここには時々、お邪魔するんです」
楓さんはそう答えました。
48: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/24(日) 08:17:57.06 ID:u2t+T4dv0
「気に入ってくれました?」
「あ……はい。とても」
「ふふっ、よかった」
49: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/24(日) 08:18:51.73 ID:u2t+T4dv0
「か、楓ちゃん……ですか?」
「はい。楓ちゃん、です」
楓さんはマイペースに、語り始めました――
50: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/24(日) 08:20:30.35 ID:u2t+T4dv0
ちょうど、私と瑞樹さんと早苗さん、三人で飲んでた時だったと思います。
このみさんと莉緒さんと、初めて飲むことになったのは。
最初に気づいたのは早苗さんで。「ちょっと! そこのセクシーコンビ!」って、声をかけて。
おふたりとも驚いてたようでしたけど。でも、嬉しそうでした。
51: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/24(日) 08:21:23.88 ID:u2t+T4dv0
「ですから、私。『楓ちゃん』なんですよ」
「……」
驚きに、言葉が出てきません。
52: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/24(日) 08:22:14.68 ID:u2t+T4dv0
楓さんの話す声が、耳に心地いいです。
飲み会のこと。シンデレラガールのこと。
「あまり自分は、なにが変わったということも、ないんですけど」
53: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/24(日) 08:23:46.28 ID:u2t+T4dv0
※ とりあえずここまで ※
相変わらずの遅筆ですが。ゆっくりお付き合いください
では ノシ
54:名無しNIPPER[sage]
2018/06/24(日) 10:51:38.80 ID:YLPJOU66o
ええんやで
55: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/07/15(日) 00:33:51.90 ID:IdCKPh0u0
お待たせしました。投下します。
↓ ↓ ↓
56: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/07/15(日) 00:34:46.35 ID:IdCKPh0u0
えっ?
歌が、好き。それは、とてもよく分かります。
そして。
私が、うらやましい。
57: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/07/15(日) 00:35:26.29 ID:IdCKPh0u0
「先日、スタジオで共演させていただいて」
「はい」
「楓さんの歌を拝聴して」
「……はい」
79Res/35.56 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20