47: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/24(日) 08:17:05.14 ID:u2t+T4dv0
「落ち着いたお店、ですね」
「ええ。ここには時々、お邪魔するんです」
楓さんはそう答えました。
料理が、運ばれてきます。
鯛のカルパッチョと、キッシュ。
キッシュにナイフを入れて。さくりとパイ生地を切れば、湯気がほのかに立ち上ります。
卵がふわり。中のチーズがとろりと。
おいしい。
口福を噛みしめる私を、楓さんはにこやかに見つめていました。
79Res/35.56 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20