50: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/24(日) 08:20:30.35 ID:u2t+T4dv0
ちょうど、私と瑞樹さんと早苗さん、三人で飲んでた時だったと思います。
このみさんと莉緒さんと、初めて飲むことになったのは。
最初に気づいたのは早苗さんで。「ちょっと! そこのセクシーコンビ!」って、声をかけて。
おふたりとも驚いてたようでしたけど。でも、嬉しそうでした。
後から伺ったら、「いきなりセクシーって言われて、ちょっと舞い上がっちゃったかな」なんて。
このみさん、おっしゃってました。
うちの事務所のセクシー担当ですから、早苗さんは。
早苗さんと、このみさんと莉緒さん、打ち解けるのはすぐでした。
瑞樹さんも「ふたりともピチピチでいいわー。うらやましい」って、ニコニコしてて。
私もそんな姿を見てると、すごく幸せになれるんです。
このみさんから声をかけてくれたんです。「楓さんは……」って。
そうしたら、早苗さんが「あー、楓ちゃんにそんな気を遣うことないの! 彼女はね、うちのオヤジ担当だから!」って。
このみさんも莉緒さんもきょとんとして。でも。
これはもう、間違いなく早苗さんからのパスでしょう?
ご挨拶、したんです。
「おふたりとも初めまして。ガンマGTP高垣、です」って。
おふたりとも、呆気にとられて。そして――
「なにそれなにそれ! 信じらんない! こっちなんかめちゃくちゃ緊張してたのに!」って。おふたりとも笑ってくださって。
「そうね! 早苗さんの言うとおり! あなたは『楓ちゃん』だあ!」って――
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