44: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/24(日) 08:13:47.22 ID:u2t+T4dv0
お待たせしました。投下します。
↓ ↓ ↓
45: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/24(日) 08:15:07.68 ID:u2t+T4dv0
「いらっしゃいませ」
「こんばんは」
46: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/24(日) 08:15:47.12 ID:u2t+T4dv0
お店に着くと、楓さんが店員さんに一言二言。
私たちは、個室風にパーティションで区切られたボックスへ、案内されました。
時間がまだ早いせいか、お客は私たちだけ。
47: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/24(日) 08:17:05.14 ID:u2t+T4dv0
「落ち着いたお店、ですね」
「ええ。ここには時々、お邪魔するんです」
楓さんはそう答えました。
48: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/24(日) 08:17:57.06 ID:u2t+T4dv0
「気に入ってくれました?」
「あ……はい。とても」
「ふふっ、よかった」
49: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/24(日) 08:18:51.73 ID:u2t+T4dv0
「か、楓ちゃん……ですか?」
「はい。楓ちゃん、です」
楓さんはマイペースに、語り始めました――
50: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/24(日) 08:20:30.35 ID:u2t+T4dv0
ちょうど、私と瑞樹さんと早苗さん、三人で飲んでた時だったと思います。
このみさんと莉緒さんと、初めて飲むことになったのは。
最初に気づいたのは早苗さんで。「ちょっと! そこのセクシーコンビ!」って、声をかけて。
おふたりとも驚いてたようでしたけど。でも、嬉しそうでした。
51: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/24(日) 08:21:23.88 ID:u2t+T4dv0
「ですから、私。『楓ちゃん』なんですよ」
「……」
驚きに、言葉が出てきません。
52: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/24(日) 08:22:14.68 ID:u2t+T4dv0
楓さんの話す声が、耳に心地いいです。
飲み会のこと。シンデレラガールのこと。
「あまり自分は、なにが変わったということも、ないんですけど」
53: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/24(日) 08:23:46.28 ID:u2t+T4dv0
※ とりあえずここまで ※
相変わらずの遅筆ですが。ゆっくりお付き合いください
では ノシ
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