武内P「島村さんとラブホテルに入ることになってしまいました……」
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16
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2018/04/24(火) 23:18:39.65 ID:bOgng+vj0
「凛ちゃんたち、頑張ってるなあ……」
テレビを見る卯月の顔。そこにはかつて見たような焦りや悲しみといったネガティブな感情はなく、友達として、
仲間として、共に成長していくような逞しさがあった。
以下略
AAS
17
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2018/04/24(火) 23:19:26.79 ID:bOgng+vj0
「そのことですが、その、随分と早く上がられましたね」
「プロデューサーさんに風邪を引いてほしくなくて、いつもより早く上がっちゃいました」
卯月の笑顔と善意が辛かった。
以下略
AAS
18
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2018/04/24(火) 23:21:06.31 ID:bOgng+vj0
卯月の言っていた通り、確かにお風呂場はピンクだった。
マットがあったり、ローションが置いてあったりと明らかにナニかをするためのものだ。
プロデューサーはそれらを無視してシャワーだけを浴びる。
烏の行水レベルでいい。とはいえ変に早すぎるのも怪しまれかねないので、しっかりと身体は洗うことに決めた。
身体を洗い終え、タオルで身体をしっかりと拭き、バスローブに着替え、風呂場から出る。
以下略
AAS
19
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2018/04/24(火) 23:21:50.74 ID:bOgng+vj0
「島村……さん?」
最悪の事態だった。
一番隠すべきだったであろう男の象徴とそっくりなものを卯月は持っているのだ。
以下略
AAS
20
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2018/04/24(火) 23:23:28.14 ID:bOgng+vj0
「あ、わかりました!」
どうやら卯月は閃いたらしい。
「これ、マッサージ器ですよ。ほら、こんな風に肩に置いたりして」
以下略
AAS
21
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2018/04/24(火) 23:24:29.46 ID:bOgng+vj0
誰かが部屋を間違えたのだろうか、それとも――。
プロデューサーは恐る恐るドアの前まで来て、ほんの少し扉を開けた。
そこにいたのは先ほど部屋を案内してもらった従業員だった。
手には折りたたんだコスプレ衣装を持っている。
以下略
AAS
22
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2018/04/24(火) 23:25:24.47 ID:bOgng+vj0
「あ、これですか。さっき読んだアルバムの中に電話一本で借りれるって書いてあったんで借りたんです。しかも無料ですよ!」
プロデューサーが衣装を見て唖然としていることに気づいたのか、卯月が説明する。
「そう、ですか……」
以下略
AAS
23
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2018/04/24(火) 23:26:07.79 ID:bOgng+vj0
「お待たせしました!」
風呂場から出てきた卯月の姿。それはアイドル衣装に身を包んだ姿だった。
「島村さん……」
以下略
AAS
24
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2018/04/24(火) 23:27:14.01 ID:bOgng+vj0
「いいと、思います」
手に持っているバイブが気になって仕方がない。
「えへへ、良かったです」
以下略
AAS
25
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2018/04/24(火) 23:28:01.57 ID:bOgng+vj0
お礼がしたい。
少しゴールが見えてきた気がしたがバイブが邪魔をする。
むしろバイブ方面で考えると嫌な予感しかしない。
「お礼、とは」
以下略
AAS
26
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2018/04/24(火) 23:28:37.29 ID:bOgng+vj0
そこにはステージが出来上がっていた。
丸いベッドにピンク色の照明がかかり、そこに島村卯月が立っていた。
それだけで、立派なアイドルのステージだった。
「私を支えてくれたプロデューサーさんにお礼がしたくて、だから、島村卯月、歌います!」
以下略
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