武内P「島村さんとラブホテルに入ることになってしまいました……」
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17:名無しNIPPER[sage saga]
2018/04/24(火) 23:19:26.79 ID:bOgng+vj0
「そのことですが、その、随分と早く上がられましたね」
「プロデューサーさんに風邪を引いてほしくなくて、いつもより早く上がっちゃいました」

 卯月の笑顔と善意が辛かった。

「……わかりました。それでは行ってまいります」

 風呂場へと向かうプロデューサー。
 後はもう、自分が調べてなかった部分を卯月が見ないのと、仮に見たとしても変なものが入っていないことを祈るしかなかった。

「あ、プロデューサーさん」
「なんでしょう」
「お風呂、凄かったです! 明かりの色がピンク色だし、お風呂には変な装置ついてたりして! 
 あ、ただ椅子とか二つずつ置いてあったんですけど、家族用なんでしょうか?」
「……ええ、その通りです」

 家族(が作られる可能性がある)用だと考えれば嘘はついてない。

「わあ、やっぱり。面白いですね、このホテル」
「そう、ですね」

 できるだけ早くシャワーを浴びよう。プロデューサーがそう決心した。
 先ほどの卯月のキラキラとした目は、部屋の探索を始めかねない目だった。
 変なものが見つかりませんように。そう祈りながらプロデューサーは風呂場に入った。





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