50:名無しNIPPER[saga]
2018/04/19(木) 20:26:55.66 ID:+NPx4pxFO
……思い当たる節がない。
仮にそうだとしても、いきなりこんなメッセージを送ってくるのは違う気がする。
送るとしても、無難なところで恋人の有無を尋ねるくらいだろう。
51:名無しNIPPER[saga]
2018/04/19(木) 20:38:49.13 ID:+NPx4pxFO
携帯で相川の連絡先を探していて気付くが、何気に彼女に電話をかけるのは初めてである。
数回のコールの後、彼女が電話に出る。
52:名無しNIPPER[saga]
2018/04/19(木) 20:52:02.89 ID:+NPx4pxFO
「あー、えっとつまりそれは、俺は気になられていると」
ちょっと信じられない。でも別に相川はウソなんてつかないしなぁ。
53: ◆ly5pzZ3c695a[saga]
2018/04/19(木) 21:41:20.18 ID:OSV+oEgr0
俺は「ど、どうぞ」と、素直に愛華に携帯を渡すしかなかった。
そのまま携帯を耳に当てる愛華。
54:名無しNIPPER[saga]
2018/04/19(木) 21:42:28.00 ID:OSV+oEgr0
「ねぇ、お兄ちゃん」
思ったより落ち着いた口調で、愛華が俺にそう言った。
55:名無しNIPPER[saga]
2018/04/19(木) 21:43:14.33 ID:OSV+oEgr0
俺は自室に戻ると、部屋の隅に投げ捨てられていた携帯を見つけ出す。
よかった。まだ繋がっている。
「お前なに言ったんだよ」
56:名無しNIPPER[saga]
2018/04/19(木) 21:51:54.88 ID:OSV+oEgr0
「なぁ、一つ聞いていいか?」
『何でもどうぞ』
57:名無しNIPPER[saga]
2018/04/19(木) 21:52:33.99 ID:OSV+oEgr0
◯
最近どんどん暑くなってきている。先日、梅雨入りしたとニュースで言っていたが、もう夏としか思えない。
58:名無しNIPPER
2018/04/19(木) 21:53:03.94 ID:OSV+oEgr0
そういえば、業ごうというものは、その人が背負っている運命のことを言うらしい。
詳しいことは知らない。
59:名無しNIPPER[saga]
2018/04/19(木) 21:54:38.08 ID:OSV+oEgr0
○
60:名無しNIPPER[saga]
2018/04/19(木) 21:55:35.32 ID:OSV+oEgr0
「ねぇ、ホントにあつい」
「じゃあお兄ちゃんとプールでもいくか」
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