56:名無しNIPPER[saga]
2018/04/19(木) 21:51:54.88 ID:OSV+oEgr0
「なぁ、一つ聞いていいか?」
『何でもどうぞ』
「俺って、どうしたらいいと思う?」
『それは、立花くんのことを気になっているクラスメイトの女の子の話だよね?』
「……あぁ、そうだと思う」
『君の好きにすればいいよ。うまくやれば、人生で初めて彼女ができる。やったね』
「今まで彼氏がいたことのない奴に言われてもな」
『私は作らないだけだよ。その気になれば、恋人の一人や二人、簡単にできる』
「俺もそう思ってたよ」
そう言うと、相川はまた可笑しそうに笑っていた。
そのあと俺は、相川曰く俺のことを気になっているらしい女子に、ドキドキしながらこう返信した。
『別に嫌いじゃないよ』と。
色々と複雑な気持ちだった。
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