22:名無しNIPPER[sage]
2018/04/12(木) 20:06:44.53 ID:YV4bsd0P0
乙です
23: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/14(土) 00:10:04.20 ID:qu2ciWen0
マハムール基地を発ち、ローエングリンゲート攻略のためガルナハンへと向かうミネルバ。
その艦内では、レジスタンスの一員である少女"コニール"を迎え、ブリーフィングが行われていた。
アスラン「これより、ガルナハン・ローエングリンゲート突破作戦の詳細を説明する」
24: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/14(土) 00:13:50.95 ID:qu2ciWen0
アスラン「ではミス・コニール、彼にデータを」
促されて、コニールはデータの入ったディスクをシンに差し出した。
コニール「…前にザフトが基地を攻めたとき、街は大変だったんだ。逆らった人たちは酷い目に遭わされて、殺されて…」
25: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/14(土) 00:15:42.77 ID:qu2ciWen0
やがて作戦が開始され、インパルスも発進準備に入っていた。
メイリンが読み上げる発進シークエンスを聞きながら、シンは操縦桿を握りしめる。
メイリン「コアスプレンダー、発進どうぞ!」
26: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/14(土) 00:17:18.77 ID:qu2ciWen0
一方、アスラン率いるミネルバのMS隊は、MA"ゲルズゲー"を中心とする敵部隊と交戦。
MSの数の差、ローエングリン砲台の火力、そしてゲルズゲーの圧倒的な防御力を前にして、ミネルバは苦戦を強いられていた。
ミネルバの主砲"タンホイザー"の一撃すら、ゲルズゲーは無傷で防いでみせたのだ。
事前に知ってはいたものの、いざ目の前でその性能を見せつけられ、アスランは嫌な汗が伝うのを感じていた。
27: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/14(土) 00:19:14.49 ID:qu2ciWen0
シンは、モニターには殆どなにも映らないほどの暗闇の中を、データだけを頼りに進んでいた。
実際に坑道内に入ってみて、シンはこれがどれほど困難な作戦であるかを理解した。
狭い坑道内を抜けるまでは、合体シークエンスに移行することもできない。
フェイズシフト装甲をもたないコアスプレンダーの状態では、岩壁に激突すれば命はないだろう。
28: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/14(土) 00:21:27.09 ID:qu2ciWen0
モニター一面に広がる青空は、無事に坑道を抜けたことを意味していた。
だが、安心している暇はない。
視界の中に敵のローエングリン砲台を確認しながら、シンは機体を合体シークエンスに移行させた。
三機の戦闘機は瞬く間にトリコロールのMSへと姿を変え、ローエングリンに肉薄する。
29: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/14(土) 00:24:20.67 ID:qu2ciWen0
作戦終了。ガルナハンの街は、連合軍基地陥落の知らせを受け、活気を取り戻していた。
解放の喜びに色めく人々、街を救った英雄として歓迎され、照れくさそうに笑うシン。
アスランはその光景をセイバーのモニター越しに見やり、笑みを浮かべた。
だが、ザフトの勝利がもたらしたものは、それだけではなかった。
30: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/14(土) 00:31:23.76 ID:qu2ciWen0
今回はここまでです。
アスランとシンの関係がどこまで物語に影響するかはわかりませんが、
ひとまずこんな調子で物語の大筋は変えずに進めていくことになると思います。
31:名無しNIPPER[sage]
2018/04/14(土) 03:48:06.67 ID:qz2XEwRFo
乙乙
32:名無しNIPPER[sage]
2018/04/14(土) 09:17:24.69 ID:cHYUR0loO
アスランもシンもお互い信頼関係を気付ければ少なくともアスラン逃亡の際にアスランの話に耳を傾けることはしたんだろうなと思う
そうすれば少しシンの暴走癖も抑えられ冷静になることが増えステラを守れた可能性もあるんじゃなかろうか
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