アスラン「頼りにしているぞ、シン」
1- 20
24: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/14(土) 00:13:50.95 ID:qu2ciWen0
アスラン「ではミス・コニール、彼にデータを」

促されて、コニールはデータの入ったディスクをシンに差し出した。

コニール「…前にザフトが基地を攻めたとき、街は大変だったんだ。逆らった人たちは酷い目に遭わされて、殺されて…」

コニール「今度失敗したらどうなるかわからない、だから…!」

涙ぐむコニールの頭にそっと手を乗せ、シンは微笑んだ。

シン「大丈夫、俺はこの艦のエースなんだ。必ず成功させてみせるさ!」

コニールを安心させるためだけに出た言葉ではない。
そう言い聞かせることで、自身を奮い立たせたのだ。

コニール「うんっ…頼んだぞ!」

シン「ああ!」

もし連合軍に見つかればただでは済まされなかっただろうに、こんな小さな子供が、
必死に恐怖に耐えながら、街を救うという大任を背負ってここまで来たのだ。
手渡されたデータディスクに、シンは自らの使命の重みを感じとった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
220Res/108.35 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice