阿良々木「忍野が怪談を解決して行く?」
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38:名無しNIPPER
2018/03/30(金) 16:34:29.12 ID:kXRWmwK70
おしまい


39:名無しNIPPER[sage]
2018/03/31(土) 16:36:07.56 ID:lMxaibPgo
おつおつ


40:名無しNIPPER
2018/03/31(土) 23:22:14.40 ID:hubJQ1Qe0
阿良々木「今度は僕の体験談を思い出したよ」

忍野「へぇ、それは興味深いですね。是非聞かせてくださいよ」

阿良々木「まぁ、そうは言っても物心つく前の話だから、正確には両親から聞いた話を思い出した、と言うことになるんだけれど」
以下略 AAS



41:名無しNIPPER
2018/03/31(土) 23:24:57.66 ID:hubJQ1Qe0
忍野「誰ですかそれ、そんな人心当たりがありませんねぇ」

阿良々木「曲がりなりにも君の叔父さんだろ……」

忍野「良いから早く聞かせてくださいよ、その怪談」
以下略 AAS



42:名無しNIPPER
2018/03/31(土) 23:26:18.79 ID:hubJQ1Qe0
阿良々木「でもまぁ、2歳児の交友関係なんて、保育園にでも行っていない限り、殆ど親の交友関係に影響されるもんだから、その時の僕の交友関係の狭さで僕を責められても困る」

忍野「珍しいですね、阿良々木先輩が責任転嫁なんて。いつもなら背負う必要のないものまで背負おうとして、潰れちゃうのが貴方らしいのに」

阿良々木「そこまでのお人好しでは、断じてない」
以下略 AAS



43:名無しNIPPER
2018/03/31(土) 23:27:23.82 ID:hubJQ1Qe0
忍野「いやぁ、残念。ここで言いくるめられてくれたら、晴れて私も阿良々木ハーレムの仲間入りだったのになぁ」

阿良々木「そもそもそんなものを結成した覚えはない」

阿良々木「んで、続きだけど、そんな友達の居ない僕は、大抵庭で遊ぶか、居間で読書して居たらしい」
以下略 AAS



44:名無しNIPPER
2018/03/31(土) 23:28:30.23 ID:hubJQ1Qe0
阿良々木「はぁ、じゃあ続けるよ。そんな1人遊びばかりだった僕が、ある日急に自室で遊ぶようになったらしい。夕飯時には降りてくるから、引きこもりとかではなさそう、と余り心配はされていなかった」

忍野「まぁ、ご家族からしたら、今でも時折妹のヌイグルミ持ち出してセクハラしたり、自室で1人、影に向かって喋ってる痛い長男でしょうけど」

阿良々木「しかし、しばらくそんな日が続くと、放任主義の両親も、流石に気になったのか、何をしているのかと尋ねたんだ」
以下略 AAS



45:名無しNIPPER[sage]
2018/03/31(土) 23:30:58.77 ID:hubJQ1Qe0
忍野「怪しい奴の話、と言う意味での怪談だったんですねぇ。まんまと騙されました」

阿良々木「どういう意味だ」

忍野「だってあれでしょ、今の話って要するに、友達の居ない阿良々木少年が、寂しさを埋めるためにイマジナリーフレンドを作り出した、というお話でしょう?」
以下略 AAS



46:名無しNIPPER
2018/03/31(土) 23:32:15.47 ID:hubJQ1Qe0
阿良々木「全てに心が篭っていないぞ!」

忍野「ま、それはそれとして。阿良々木先輩の妄想でない根拠はあるんですか?その時の事を、ご自身では覚えていらっしゃらないんでしょう?」

阿良々木「うん、確かに明確に否定できるかと言われれば難しいよ。そもそも『友達』が存在しなかった事を証明するなんて、悪魔の証明だ」
以下略 AAS



47:名無しNIPPER
2018/03/31(土) 23:33:18.83 ID:hubJQ1Qe0
忍野「まぁ、ご友人方は存在したとしても、私と言う存在を生み出してしまった貴方に、イマジナリーフレンド説を完全に否定する事は出来ませんよ」

阿良々木「それは……」

忍野「それでももし、ポジティブな考え方をしたいのであれば、座敷童だったと言うことにでもしておきましょう」
以下略 AAS



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