400:名無しNIPPER[saga]
2018/04/12(木) 01:48:23.90 ID:pFf/ISIR0
私も、強くなれるだろうか。
私も、強くあれるだろうか。
401:名無しNIPPER[saga]
2018/04/12(木) 01:48:57.75 ID:pFf/ISIR0
「今の千早、いい顔してるぞ」
「そうですか?」
402:名無しNIPPER[saga]
2018/04/12(木) 01:51:36.70 ID:pFf/ISIR0
ひとりぼっちの部屋で。
ベッドに身体を投げ出し、天井の明かりを見つめる。
403:名無しNIPPER[saga]
2018/04/12(木) 01:52:04.66 ID:pFf/ISIR0
「でも、そうじゃないの」
今、私がどうしたいのか。
404:名無しNIPPER[saga]
2018/04/12(木) 01:52:35.62 ID:pFf/ISIR0
あの時突き放してしまった、愚かな私が。
恥知らずだろうとも、あの子に伝えたいこと。
405:名無しNIPPER[sage]
2018/04/17(火) 15:44:46.28 ID:NTO24P15o
エタった?
406:名無しNIPPER[saga]
2018/04/17(火) 16:18:25.69 ID:90dRlIqZ0
それから日々、悩むことが日課になった。
「千早、コーヒー飲むか?」
407:名無しNIPPER[saga]
2018/04/17(火) 16:19:26.01 ID:90dRlIqZ0
悩んではいる。
やきもきするし、時々いらいらもする。
408:名無しNIPPER[saga]
2018/04/17(火) 16:19:53.59 ID:90dRlIqZ0
そして私は、夢の中で。
部屋で一人、すごろく盤を眺める。
409:名無しNIPPER[saga]
2018/04/17(火) 16:21:03.37 ID:90dRlIqZ0
いつか扉に巻き付いた鎖。
固く掴んで放さない南京錠。
410:名無しNIPPER[saga]
2018/04/17(火) 16:22:46.01 ID:90dRlIqZ0
「っ!」
慌てて起きる。
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