354:名無しNIPPER[saga]
2018/04/09(月) 22:04:20.67 ID:Zo4S+Uss0
一行ずつ、声に出して読む。
「美希が遅刻して、みんなで謝りました」
355:名無しNIPPER[saga]
2018/04/09(月) 22:04:56.10 ID:Zo4S+Uss0
「……どうして、私は知っているの?」
これらは彼女の夢。
356:名無しNIPPER[saga]
2018/04/09(月) 22:05:59.49 ID:Zo4S+Uss0
「私の、歌を、みんなが……」
読み上げる声が震える。
357:名無しNIPPER[saga]
2018/04/09(月) 22:09:18.28 ID:Zo4S+Uss0
「ぅあぁ……ぁ、あぐぅうぅ……!」
堪えようとする。
358:名無しNIPPER[saga]
2018/04/09(月) 22:10:52.17 ID:Zo4S+Uss0
「私が過ごしていた、あの日々こそが」
359:名無しNIPPER[saga]
2018/04/09(月) 22:11:27.54 ID:Zo4S+Uss0
ばきり。
360:名無しNIPPER[saga]
2018/04/09(月) 22:12:16.81 ID:Zo4S+Uss0
黄、
361:名無しNIPPER[saga]
2018/04/09(月) 22:12:42.72 ID:Zo4S+Uss0
部屋を彩る、極彩色の輝き。
362:名無しNIPPER[saga]
2018/04/09(月) 22:13:08.37 ID:Zo4S+Uss0
辛いことが、たくさんあった。
何度も心が折れた。
363:名無しNIPPER[saga]
2018/04/09(月) 22:13:48.56 ID:Zo4S+Uss0
馬鹿みたい。
364:名無しNIPPER[saga]
2018/04/09(月) 22:14:23.21 ID:Zo4S+Uss0
幸せを無下に食い潰していた私を、春香はどう思っていただろうか。
嫉んでいただろうか。
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