315:名無しNIPPER[saga]
2018/04/08(日) 21:40:14.89 ID:UnTjGLwD0
怖い。
彼女に対して、初めてそう思った。
「ちょっと……は、春香……?」
ぼんやりとした視線は、私を見ているようで、別の何かを見ているようで。
「は、はる……」
私を見透かすように。
瞳の中へ呑みこむように。
「……ぃ」
そして、私は気付いた。
それは、私が最も恐れていた。
「いやあああぁぁああ!」
それは、軽蔑の色。
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