185:名無しNIPPER[saga]
2018/04/02(月) 14:58:25.41 ID:cF8UknzM0
ふと周囲を見回すと、一枚の紙が目に入った。
「これ、は……」
すごろく。
真美が空き時間の戯れに、広告用紙の裏に書いたものだった。
「あ……」
見た瞬間、鼓動が高鳴る。
いや、高鳴るなんて生易しいものではない。
「ハァっ……!」
心臓の動きが、みるみる内に早くなっていく。
呼吸もどんどん早くなり、頭の中が徐々に白んでいく。
「ハァっハァっハァっハァっ!」
死ぬ。
直感がそう判断する。
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