大石泉「気遣う心に、ちょっとだけ下心」
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1:名無しNIPPER[sage]
2018/02/27(火) 23:20:26.92 ID:A9Mm8babo

大石泉ちゃんのSSです。

SSWiki : ss.vip2ch.com



2:名無しNIPPER[sage]
2018/02/27(火) 23:20:55.71 ID:A9Mm8babo

 ううん、と腕を高く伸ばしてプロデューサーは唸った。パソコンとにらめっこし過ぎて疲れた頭をそろそろ休めないといけない。業務も程々に休憩を入れなければ作業効率が落ちるだけである。
 窓から陽の明かりは見えず、代わりに月の淡い輝きと、街を照らす街灯やビル群のイルミネーションが見えていた。どうやらすっかり日もくれているようだ。
 時間も忘れて作業に没頭していた、と言えば情熱を燃やすワークマンのようで聞こえはいいが、要は仕事の抱え込みすぎだった。有り体に言えば社畜である。
 彼の仕事はステージのセットリストや誰を出演させる等の大まかな概要の考案作成であったり、新曲の方向性であったり、アイドルそれぞれのスケジュールの確保であったり、上記それぞれ或いはそれ以上に対応する書類作成であったり。
以下略 AAS



3:名無しNIPPER[sage]
2018/02/27(火) 23:21:22.31 ID:A9Mm8babo


 がちゃりと、彼が寝息をたててすぐに、部屋に誰かが入ってきた。

 中学生、或いは高校生くらいだろう、黒髪で制服姿の利発そうな少女だ。首には防寒対策にマフラーを巻いているが、その下のシャツはボタンがひとつ開けられていて、胸元が少し緩んでいる。
以下略 AAS



4:名無しNIPPER[sage]
2018/02/27(火) 23:21:49.55 ID:A9Mm8babo

 ひとしきり彼の寝顔を堪能して、泉は給湯室のほうへと向かった。
 やかんと電気ケトルを眺めてから、泉は電気ケトルを選択して、ケトルの蓋を開けてから水道のレバーを上げた。ほどよく蛇口から水が飛び出してきた。
 ケトルにお水を適量入れてから電源を入れて、お湯が沸くまでにカップを用意する。緑茶のTパックを貯蔵用の丸缶から取りだしてカップに入れると、準備は完了だ。
 本当はお茶っ葉から入れたほうが美味しいんだろうけど、ついついインスタントな出来映えに逃げ込んでしまった。簡易的にそれなりの緑茶が飲めるというのは、それはそれでよくできたものじゃない?
以下略 AAS



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