【アイマス×モバマス】たくさんの、小さな幸せ
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19: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2018/02/25(日) 10:52:08.58 ID:iOGE627x0
「おー、ここでございますか」
地図のお陰で、迷わずに着くことが出来ました。
用意してくださったプロデューサー殿に感謝ですねー。
20: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2018/02/25(日) 10:54:11.55 ID:iOGE627x0
実はライラさん、凛さんが今日ここにいる事を知っていたのです。
プロデューサー殿がこっそり教えてくださいました。
「それで、今日はどうしたの?」
21: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2018/02/25(日) 10:55:21.98 ID:iOGE627x0
「……どんなお花をプレゼントすればいいのでしょうか?」
なにしろ、お花を贈るのが初めてでございますので。
どういう風にするのがいいのかもよく分かりませんです。
22: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2018/02/25(日) 10:58:07.23 ID:iOGE627x0
「……お待たせ」
凛さんはいくつかのお花を持ってきました。
誕生花、一つではないのですねー。
23: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2018/02/25(日) 10:59:28.17 ID:iOGE627x0
「バラの花言葉は『愛』とか『美』……まあ、異性に贈る方が向いてるかも」
なるほどー。
お芝居や物語で恋人にバラを贈るのは、そういう意味だったのですか。
24: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2018/02/25(日) 11:00:39.15 ID:iOGE627x0
「じゃあはい、これ」
そう言って差し出されたのはメッセージカードでございました。
お花で飾られた、シンプルで可愛らしいカード。
25: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2018/02/25(日) 11:01:05.30 ID:iOGE627x0
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『どうも、お世話になっています』
26: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2018/02/25(日) 11:02:18.20 ID:iOGE627x0
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差出人:プロデューサー
27: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2018/02/25(日) 11:03:37.16 ID:iOGE627x0
一見して何でもない、どこにでもあるような内容なのだけれど。
わざわざ今日、こんなものを送りつけてくる魂胆が透けて見える気がする。
「ふぅ」
28: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2018/02/25(日) 11:04:30.74 ID:iOGE627x0
ここからは気合を入れないといけない。
何しろ、相手はあのプロデューサーなのだから。
まんまと踊らされるようなことだけは避けたい。
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