【アイマス×モバマス】たくさんの、小さな幸せ
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24: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2018/02/25(日) 11:00:39.15 ID:iOGE627x0

「じゃあはい、これ」

そう言って差し出されたのはメッセージカードでございました。
お花で飾られた、シンプルで可愛らしいカード。

「手書きのメッセージって、やっぱり嬉しいものだから」

「おー、ありがとうございますですよ」

至れり尽くせりというのは、今の凛さんのことを言うのでしょうか。
なにからなにまでお世話になりっぱなしでございます。
このお礼は、どうやってすればよいのでしょうか。

「……少しよろしいでございますか?」

「ん、どうかした?」

「凛さんは、千早さんのお誕生日をご存知だったのですか?」

そういえばライラさん、千早さんのお誕生日が何日かは言っていなかった気がしますです。
それなのに凛さんは、千早さんの誕生花を教えてくださいました。

「あー、えっと……その、ね……?」

目の前の素敵な店員さんは、いつの間にか可愛らしい女の子になっていました。
ポリポリと掻く頬がほんのり赤いです。

「何ていうか……まあ、憧れてたりするところがあったり……ね?」

「おー、そうだったのでございますか」

凛さんは視線を逸らしたままでございます。
ですが、これで凛さんへのお礼は決まったのですよ。



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