【アイマス×モバマス】たくさんの、小さな幸せ
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20: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2018/02/25(日) 10:54:11.55 ID:iOGE627x0

実はライラさん、凛さんが今日ここにいる事を知っていたのです。
プロデューサー殿がこっそり教えてくださいました。

「それで、今日はどうしたの?」

「プレゼントのご相談なのです」

「プレゼント……ああ、お客さんとして来たんだ」

「実はそうなのでございますよー」

ライラさんがいつも節約していることは、皆さんご存知なのです。
ですので、ちょっと意外そうな顔をされましたです。
確かにライラさん、お花を買うのは初めてでございますねー。

「誰に贈るの? プロデューサーとか?」

「ふふー、千早さんへのお誕生日プレゼントなのです」

「千早さんって……あの、如月千早さん?」

「はいです」

お花を贈るアイデアは、お肉屋さんの女将さんからいただきましたです。
女将さん、お誕生日にご主人さんからお花をプレゼントされたのだそうですよ。

ご主人さんは寡黙な方でございます。
女将さんからは、気が利かないとよく言われていますです。
そんなご主人さんからの、お花のプレゼント。

そのお話をする女将さんの幸せそうな顔が、とても印象的だったのです。

「そうなんだ。じゃあ私も気合入れないとね」

ライラさんの説明に、凛さんが頼もしく答えてくださいました。
とても格好いいでございます。



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