42:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:08:42.42 ID:2X1um2xF0
――5日後、撮影スタジオ――
カメラマン「あ、どうも。ほたるちゃんにプロデューサーさん」
ほたる「こんにちは。今日もよろしくお願いします」
43:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:09:08.73 ID:2X1um2xF0
ほたる(プロデューサーさんからは、今回の写真のイメージは『ポルノ映画の看板の下でずっと誰か待ってる女の子』と言われました)
ほたる(私にはいまいちピンと来ないイメージでした)
ほたる(そういう顔をしていたからでしょうか、プロデューサーさんはギターを弾きながら、歌にして教えてくれました)
44:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:09:35.08 ID:2X1um2xF0
カメラマン「はい、オッケー!」
ほたる「ありがとうございました」
カメラマン「こちらこそ、いい写真が撮れたよ。本当にほたるちゃんは絵になるねぇ」
45:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:10:03.64 ID:2X1um2xF0
――1週間後、CGプロ 第8アイドル事業部――
ほたる「おはようございます」
ほたる(今日は、この前撮った写真が雑誌に掲載される日です。初めてのお仕事の時と同じように、事務所に3人が集まったら一緒に見ようという話です)
46:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:10:57.00 ID:2X1um2xF0
ちひろ「え……これ、ほたるちゃん……ですよね」
ほたる「見間違いでなければ……私が……表紙にいます」
P「…………」ドヤァ
47:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:11:40.95 ID:2X1um2xF0
P「ぬかるんだ道に立ち尽くし、行こうか戻ろうか悩んで」
P「結局歩き続けて、その向こうで光が射して」
P「その時僕らは思うだろう。『今まで生きていて良かった』」
48:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:12:07.37 ID:2X1um2xF0
――CGプロ レッスンルーム――
ほたる「え……私がバックダンサーに……ですか?」
トレーナー「うむ」
49:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:12:35.61 ID:2X1um2xF0
ほたる(それだけ評価してもらえているのはとても嬉しく、私としてもそれに二つ返事で応えたい、と思います)
ほたる(ですが、もしかしたら私の不幸で、他のアイドルさんに迷惑がかかってしまう可能性も捨てきれません)
ほたる(そう考えてしまうと、次のもう一歩は二の足を踏んでしまいます)
50:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:13:12.02 ID:2X1um2xF0
トレーナー「ああ、君はまだこのプロダクションに入ってから日が浅かったな」
トレーナー「ダイヨンの今売り出しているユニットは、宮本フレデリカ君、堀裕子君、神谷奈緒君の3人からなるユニットだ」
トレーナー「そこにダイハチからほたる君、そしてダイキュウから君と同じく新人の鷹富士茄子君をバックダンサーに迎えたクインテットユニットをライブの中で数曲行ってもらう予定だ」
51:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:13:45.56 ID:2X1um2xF0
――翌日 レッスンルーム――
宮本フレデリカ「宮本フレデリカでーすっ。ぼんじゅーる。今日からよろしくね」
堀裕子「堀裕子と申します! 特技はエスパーです! よろしくお願いしますね!」
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