15:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 00:53:39.75 ID:2X1um2xF0
P「……千川通りで轢かれていたカラスの遺体みたい」
ちひろ「それは私に対する悪口ですね? そんな事を言うのはこの口ですか? んん?」グリグリ
P「痛い、痛い」
16:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 00:54:11.98 ID:2X1um2xF0
P「…………」ジー
ちひろ「はいはい、分かってますよ、私は何も言いませんから。ほたるちゃんが優しい良い子でよかったですね」
P「…………」コクン
17:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 00:54:52.93 ID:2X1um2xF0
――CGプロ レッスンルーム――
ほたる「ここがレッスンルーム……すごい綺麗」
P「…………」
18:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 00:55:27.10 ID:2X1um2xF0
ほたる「あの……」
トレーナー「ああすまない、プロデューサーと話し込んでしまったな」
トレーナー「ではほたる君。簡単に君のプロフィールを見せてもらったが、前にもいくつかのプロダクションに所属していたようだね」
19:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 00:56:02.95 ID:2X1um2xF0
ほたる(それからしばらく、プロデューサーさんとトレーナーさんの前で、何種類かの体力テスト、それと発声とダンスと表情のレッスンを行いました)
ほたる(トレーナーさんの出してくれるそれらは最初こそきついと感じました。でも、今までのプロダクションではこんなレッスンすらさせてくれませんでした)
ほたる(アイドルとしての基礎力を積んでいる、という事実を意識できると、なんだかとても嬉しい気持ちになりました。それと同時に、もっと上手に体を動かしたい、もっと上手に声が出したいと、自分の力量不足にもどかしい気持ちも生まれました)
20:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 00:56:52.56 ID:2X1um2xF0
P「…………」ハラハラ
トレーナー「だが、それは今のままだったらの話だ」
ほたる「…………」
21:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 00:57:42.75 ID:2X1um2xF0
ほたる「プロデューサーさんは、トレーナーさんが苦手……なんですか?」
ほたる(汗をシャワーで流し、第8事業部へ戻ってきた私とプロデューサーさん)
ほたる(私は先ほどから少し気になっていた事をプロデューサーさんに聞いてみました)
22:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 00:58:09.06 ID:2X1um2xF0
――2週間後 CGプロ 第8アイドル事業部――
ちひろ「ほたるちゃんはトレーナーさんが組んだメニューでしっかりみっちりレッスン」
ちひろ「最初こそは疲れた顔を見せていましたけど、1週間もするとしっかりした顔つきでここに戻ってくるようになりました」
23:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 00:58:41.82 ID:2X1um2xF0
ちひろ「…………」
P「…………」
ちひろ「プロデューサーさん、私が何を言いたいか……もちろん分かってますよね?」
24:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 00:59:17.53 ID:2X1um2xF0
ちひろ「やっっっと重い腰を上げてくれましたか。コミュ障ここに極まれりですね」
P「……ていうか二日酔いでもう吐きそうだ」
ちひろ「お酒飲めないでしょ。それに立ち上がっただけじゃないですか。早すぎます」
25:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 00:59:48.45 ID:2X1um2xF0
P(東京、東京、どうか僕だけを選んでくれないか)
――1軒目、撃沈
P(……必然、必然。なるべくしてなる未来だ。それ故、足掻け)
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