21:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 00:57:42.75 ID:2X1um2xF0
ほたる「プロデューサーさんは、トレーナーさんが苦手……なんですか?」
ほたる(汗をシャワーで流し、第8事業部へ戻ってきた私とプロデューサーさん)
ほたる(私は先ほどから少し気になっていた事をプロデューサーさんに聞いてみました)
P「…………」フイ
ちひろ「苦手も苦手、天敵みたいなものですよ」
ほたる(その質問から逃れるように顔を逸らしたプロデューサーさんに代わって、ちひろさんが答えてくれました)
ちひろ「トレーナーさんたち、みんな体育会系ですからね。根性と気合と闘志があれば何でも出来るって公言する人たちですもの」
ちひろ「それに引き換えウチのプロデューサーさんなんて晴れの日もわざわざ日陰を選んで歩くような人ですから」
ほたる「そうなんですね……カッコよくて良い人なのに」
ちひろ「そうですよねぇ。本当、1回根性叩き直して貰えばいいのに」
P「……僕は僕を諦めたぜ、生まれてすぐさま諦めたぜ」
ちひろ「そう言うところ叩き直して欲しいんですけどね。今度トレーナーさんにレッスンしてくれって頼んでみようかしら」
P「校庭の隅っこで体育座りしてぼんやりと見てる」
ちひろ「いやレッスンするのはあなたですからね」
P「凡庸な僕、才能不在」
ちひろ「捻じ曲がった性根を叩き直して貰うだけなんで才能は特に必要ありませんよ?」
P「…………」
ほたる(ちひろさんに言い負けて黙り込んでしまうプロデューサーさん)
ほたる(……アイドルとしてのレッスンも頑張りますけど、ちひろさんみたいにプロデューサーさんと意思疎通出来るようにも頑張りますっ)
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