7:名無しNIPPER
2018/01/06(土) 22:58:38.26 ID:ltky78oY0
そういえば彼女はよくお菓子を作って配っている。だが、逆に彼女がお菓子を貰っている姿はあまり見ない。
だったら手作りのお菓子をプレゼントするのはどうだろう。いつもは俺がお菓子を貰う側だが、たまにはこちらからあげるのもいいだろう。
だが何を作ればいい? お菓子なんていっても種類は様々だ。結局、どんなお菓子を作るかでまた悩んでしまった。
8:名無しNIPPER
2018/01/06(土) 23:01:13.02 ID:ltky78oY0
歓声の中、ニューイヤーライブが終わった。
この後事務所でライブの打ち上げをするということで、これから車でみんなを乗せて事務所へ向かうところだ。
俺は車の中かな子にでプレゼントを渡すと決めており、他の四人にも事前に話ておいた。
今、車の中に居るのは俺とかな子の二人だけだ。
9:名無しNIPPER
2018/01/06(土) 23:03:19.84 ID:ltky78oY0
「かな子……。初めて会った時から今までずっとお前をプロデュースしてきが、お前は俺の期待を超えるアイドルになってくれた。ありがとう。そして、これからもよろしく」
俺はピンクの包装のプレゼントを渡す。
「これって……」
10:名無しNIPPER
2018/01/06(土) 23:10:44.24 ID:ltky78oY0
「カップケーキ……。これってもしかして、プロデューサーさんが作ったんですか?」
「ああ」
「プロデューサーさんの手作り……」
11:名無しNIPPER
2018/01/06(土) 23:17:43.09 ID:ltky78oY0
「あ、この味……。私がプロデューサーさんに初めて会った時にあげたあのカップケーキに似てる……」
どうやらちゃんと覚えていたらしい。
「愛梨にあのカップケーキを食べさせて、同じ味を再現できる材料をそろえて貰ったんだ。あと作り方も教わってな。仕事の合間に練習して、一番の自信作がそれだ」
12:名無しNIPPER
2018/01/06(土) 23:19:10.14 ID:ltky78oY0
かなこがカップケーキを食べ終わり、車の中だが姿勢をこちらに向けてくる。
「プロデューサーさん、貴方は私に素敵な魔法をかけてくれました。そして今日はこんなにおいしいカップケーキを作ってくれて……。私、あの時プロデューサーさんに声をかけて貰えて良かったです! そして、やっぱりプロデューサーさんは私の中で世界一のパティシエですっ♪」
そう言って見せてくれた彼女の笑顔は、今までで一番輝いていた。
13:名無しNIPPER
2018/01/06(土) 23:20:30.12 ID:ltky78oY0
短いですがこれで終わりです。お付き合いいただいてありがとうございました。
書けば出る……
限定かな子欲しい……
14:名無しNIPPER[sage]
2018/01/07(日) 00:44:46.41 ID:OpaznBhco
未成年を年越しで働かせるニューイヤーライブとかいう346の闇
15:名無しNIPPER[sage]
2018/01/07(日) 01:26:53.22 ID:dcUKaRA+0
かな子かわいいよね
でも書けば出るなんてウソさ
私は藍子ちゃんばかり書くが天井越えしかしないぞ
だから君も天井まで行こうか
16:名無しNIPPER[sage]
2018/01/07(日) 18:54:05.48 ID:kJm+MUbLo
無料10連で配布してたやん
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