ぐだ子「監査官が来るから皆帰って〜」 エレシュキガル「ええ!?」
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18:名無しNIPPER[saga]
2017/12/31(日) 21:10:01.88 ID:zCvA7l+F0
世界を救ったと言われる英雄が。

魔術王を倒したという英雄が。

カルデアの最重要人物である彼女が。

私の脚に縋りついて、懇願している。

とても哀れでか弱い一人の少女として。

私を頼ってきているのだ。



凄まじい優越感が心の中からわいてくる。

いや、駄目だ、落ち着け。

落ち着こう、私。

ここは冷静に、もう一歩、審問を先に進ませましょう。



「は、話します、話しますから……」

「まずは落ち着きましょう、ほら、お茶が冷めてしまいますし」

「は、はい……」

「それを飲んでから、話をしましょうね」



当然、お茶には「気持ち良くお話しできるお薬」が混入されています。

仮に今の様子が演技だったとしても。

これを飲んでもらえれば、彼女は私の思うがままになります。

マスターさえ押さえてしまえば、潜んでいるサーヴァント達も何もできないはずです。



彼女は、ゆっくりとお茶を口にしました。



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