390:名無しNIPPER[sage]
2018/04/01(日) 03:38:38.77 ID:k3kNWpKTo
乙
391: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2018/04/01(日) 23:01:13.65 ID:1XLt3tx50
カツン、カツン。【カブトガニ】が投擲した爆弾が2発、アスファルトの上で弾み炸裂する。轟音を伴って押し寄せてきた爆発の衝撃に、ヒトマルの車体がビリビリと震えた。
「車体の損傷を確認!」
「履帯、左右とも異常なし!火器管制システム、オールグリーン!駆動系統、機器動作問題なし!」
392: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2018/04/01(日) 23:42:41.40 ID:1XLt3tx50
時刻は三時半を過ぎ、少しずつ夕闇が迫りつつある大洗。爆弾や砲弾に焼かれた家々から、オレンジ色の夕陽を遮る用にして濛々と黒煙が立ち上っている。
『『『────……』』』
そして、その中に紛れるようにして迫る幾つもの小さな影があった。
393:名無しNIPPER[sage]
2018/04/02(月) 18:50:20.13 ID:QU6Bbm2E0
乙津
394: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2018/04/05(木) 23:01:47.84 ID:+56SXZBW0
迎撃の火線を放っているのは、私達だけではない。
対空改装が施された96式やLAVの車載機関銃、随伴歩兵部隊の89式小銃にMINIMI、M240……ありとあらゆる銃火器が唸りを上げ、百を遙かに超える火線を空に張り巡らす。
そして何より───“本職”であるM42ダスター自走高射砲2両による猛烈な対空射撃。深海棲艦との戦争開始に伴って陸自の戦力不足を補うために35mm2連装高射機関砲【L-90】と共に現役復帰した“骨董品”は、そのブランクを感じさせぬ勢いで弾丸を上空で炸裂させる。
395: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2018/04/05(木) 23:49:55.86 ID:+56SXZBW0
つい十数秒前までは、形状の判別どころかただの黒点に過ぎなかった機影。それが今や、某SF大作映画の宇宙戦闘機として出てきても違和感がない先鋭的な機体のフォルムが微かながら判別できるほどの距離まで踏み込まれている。
それも、ほぼ…というより、全くの無傷で。
『『『────……』』』
396:名無しNIPPER[sage]
2018/04/06(金) 10:32:28.53 ID:JUzIg4pA0
おつおつ
本当に絶望的だけど、状況は違ってももっと酷い戦場で耐え凌いだ欧州組みの例もあるからなあ…
397:名無しNIPPER[sage]
2018/04/06(金) 21:37:00.87 ID:IcWYEvjM0
乙
398:名無しNIPPER[sage]
2018/04/06(金) 23:15:22.14 ID:tF8bL6P/O
余計な描写が細過ぎるし長いのに更新頻度遅くてまとめて読めない
完結したら教えてくれ
399:名無しNIPPER[sage]
2018/04/07(土) 02:15:26.86 ID:keFXzTYNo
乙
400:名無しNIPPER[sage]
2018/04/08(日) 18:27:13.22 ID:K+e3fNCDo
黒鳥が強すぎて投入された戦線から順次崩壊する未来しか見えない
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