46: ◆GO.FUkF2N6[saga]
2017/12/30(土) 10:55:13.92 ID:8F8qoQQF0
🎀
そして、お仕事当日。
舞台袖でじっと待っているのも手持ちぶさになって、ついスマホをちらちら見てしまう。
47: ◆GO.FUkF2N6[saga]
2017/12/30(土) 10:57:25.98 ID:8F8qoQQF0
…………。
……。
あれから十分待った。
48: ◆GO.FUkF2N6[saga]
2017/12/30(土) 10:59:16.72 ID:8F8qoQQF0
「違います!!」
49: ◆GO.FUkF2N6[saga]
2017/12/30(土) 11:01:43.46 ID:8F8qoQQF0
「乃々ちゃんは必ずここに来ます!」
乃々ちゃんは誰とも目を合わそうとしない。
50: ◆GO.FUkF2N6[saga]
2017/12/30(土) 11:04:09.27 ID:8F8qoQQF0
コツリと足音が聞こえた。
振り向くと、そこに乃々ちゃんがいた。
51: ◆GO.FUkF2N6[saga]
2017/12/30(土) 11:06:44.27 ID:8F8qoQQF0
「乃々ちゃん。迷惑なんかじゃありませんし、まゆにだったらいくらでも迷惑かけたっていいんです。」
「どうして……」
52: ◆GO.FUkF2N6[saga]
2017/12/30(土) 11:10:31.74 ID:8F8qoQQF0
…………
……
…
53: ◆GO.FUkF2N6[saga]
2017/12/30(土) 11:13:22.12 ID:8F8qoQQF0
「もしもし」
「まゆちゃん、お仕事は終わりましたか?」
54: ◆GO.FUkF2N6[saga]
2017/12/30(土) 11:15:05.28 ID:8F8qoQQF0
プロデューサーさん。プロデューサーさん。プロデューサーさん。
ようやく会える。やっとあなたとお話できる。やっとあの笑顔を見ることができる。
55: ◆GO.FUkF2N6[saga]
2017/12/30(土) 11:18:49.08 ID:8F8qoQQF0
「プロデューサーさ──」
その胸にとびこもうとドアを開けた先には。
女の人がプロデューサーさんに抱きついている姿があった。
56: ◆GO.FUkF2N6[saga]
2017/12/30(土) 11:20:48.30 ID:8F8qoQQF0
ここで一度きります。
たぶんあと1、2回の更新で終わると思います。
もし読んでくださっている方がいれば、このままお付き合いいただければ幸いです。
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