【ミリマス】ロボ・アイドル
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3:名無しNIPPER[saga]
2017/12/23(土) 02:10:46.69 ID:l/XN9c7HO
「という訳で、全員にに集まってもらった」
劇場の控え室に、ミーティングと称して765プロのアイドルたちを全員召集した。
社長から言われたことを説明し、そしてその対策を発表するという話を、何故か全員、真剣な面持ちで聞いていた…一人を除いて。
「あの、プロデューサー、ミーティングの意図がいまいちわかりません。それに全員集まってません。」
率直な疑問を、アイドルの最上静香がプロデューサーに投げかけた。
以下略 AAS



4:名無しNIPPER[saga]
2017/12/23(土) 02:11:17.62 ID:l/XN9c7HO
「右から自己紹介を」
「AKN80C、野々原茜チャンダヨ。ヨロヨロヨシシシクククク…」
爆発音とともに、ロボ・アイドル野々原茜の体が四散した。
爆発せずに残った首が、床に転がった。
「…そして次に…」
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[saga]
2017/12/23(土) 02:11:44.72 ID:l/XN9c7HO
「志保!?」
静香は、志保の言ったことに驚きを隠せなかった。
志保とはよく意見が対立するとは言え、少なくとも常識に則った事を言うとよく知っていた分、今ここで志保が全くの常識はずれなことを言うとは、思っていなかったのだった。
「ちょっと志保、大丈夫?あなたは流石にそんなこと言わないはずなのに、どうして、ねえどうして…?」
「私は至って普通よ。あなたの方こそ大丈夫なの」
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[saga]
2017/12/23(土) 02:12:14.17 ID:l/XN9c7HO
GNH961我那覇響、MTK65ロコ、A0N0R1横山奈緒や、静香を連れて行ったB72AA如月千早、NS47永吉昴の紹介をし、ミーティングが終わる直前に静香は戻ってきた。
「UDN77最上静香デス、ヨロシクオ願イシマス。」
こうして、765プロに6人のロボ・アイドルが誕生した。
「さて、この6…だな…6人は、来月の定期公演でデビューということになるから、みんな手伝ってほしい。よろしく頼む。」
こうして、ミーティングは終わった。
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[saga]
2017/12/23(土) 02:12:46.14 ID:l/XN9c7HO
「さて、瑞希、6人の様子はどうだ?」
765プロ劇場の地下の秘密施設で、瑞希はロボ・アイドルたちの調整を行っていた。
「はい、曲はインストールしましたので、いつでも大丈夫です。ただ、ダンスの方にやや問題が…」
ロボ・アイドルは一体あたり300kg近い重量があるため、素早い動きや機敏な動きはできない。
そのため、ダンスの調整は極めて困難だった。
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[saga]
2017/12/23(土) 02:13:37.11 ID:l/XN9c7HO
一ヶ月後、ついにロボ・アイドルのステージ初御披露目となる。
あれから色々な改善の甲斐もあり、動作はもはや人間のものと変わらないまでに改善されたロボ・アイドルたち。
新たな765プロの、否、アイドル史の幕開けとなる。
これが成功すればロボ茜の修理と環のロボ化と、全765プロアイドルを段階的にロボ・アイドルにする野望は目の前だった。
そして当日、劇場のチケット売り場は一目ロボ・アイドルを見ようと大勢の人が押し掛けた。
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[saga]
2017/12/23(土) 02:14:05.59 ID:l/XN9c7HO
「いよいよだな…」
舞台袖からステージを見つめているプロデューサーの目には、熱いものが込み上げていた。
今ここで、自分の作り上げた伝説が始まろうとしているという、感慨深いものがあった。
開演のブザーが鳴り響き、いよいよ新たな伝説が幕を開けるときが来た。
「本日の765プロライブシアターにお越しいただき…」
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[saga]
2017/12/23(土) 02:14:40.67 ID:l/XN9c7HO
「ん?」
「どうしました?プロデューサー」
「いや、ステージの床が」
6人の踊るステージの床に、亀裂が走っていた。
どうやら、ステージが6人の踊りに耐えきれていないようだった。
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[saga]
2017/12/23(土) 02:15:14.23 ID:l/XN9c7HO
「プロデューサー、最終手段です。ステージの床を落としましょう。そうすれば少なくともロボ・アイドルの爆発は防げると思います。」
「…仕方ないか…」
6人の両足は全て床にめり込み、ステージ下はモーターオイルの蒸発した煙で充満していた。
そして、両足がめり込んでもなお6人がダンスを止める気配は無かった。
プロデューサーは最終的に顔にいい蹴りを食らい、KOされてしまった。
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[saga]
2017/12/23(土) 02:15:41.26 ID:l/XN9c7HO
「ゲホっ!煙い…こ、これが骨組み…か?とにかく、できる限り仕掛けなければ…!」
煙で何も見えず、まともに息もできない状況下で、プロデューサーは爆薬を仕掛けていった。
客席の方は、スタッフとアイドルが総出で避難を誘導していた。
(息が…もう、爆薬は…ない、はず…リモコンを…)
「…プロデューサー、…客席と、スタッフ、アイドルたち避難は終わりました。急いで…避難を…」
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[saga]
2017/12/23(土) 02:16:07.96 ID:l/XN9c7HO
「うーん…ステージが、アイドルが落ちてくる…はっ!?」
何かが落ちてくる悪夢にうなされたプロデューサーは、目を覚ました。
「なんだか変な夢だったな…ロボ・アイドルか…」
夢について、しばらくプロデューサーは考えた。
そして結論に達した。
以下略 AAS



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