2:名無しNIPPER[saga]
2017/10/28(土) 01:00:24.42 ID:zJC5eQxq0
―――
オツカレサマナノデス-!
キョウモガンバッタゾ..ブイ
ステ-ジキラキラデシタネ-
3:名無しNIPPER[saga]
2017/10/28(土) 01:06:52.69 ID:zJC5eQxq0
―――
ステージがない日もアイドルはアイドルだ。
アイドルは楽しい。
4:名無しNIPPER[saga]
2017/10/28(土) 01:10:58.82 ID:zJC5eQxq0
―――
「のり子にはソロで『私はアイドル』を歌って貰おうと思う」
今日の報告と直近のスケジュール確認が終わり、次回公演のセットリストに話題が移ったところでの、プロデューサーの一言である。
5:名無しNIPPER[saga]
2017/10/28(土) 01:13:51.03 ID:zJC5eQxq0
―――
考えといてくれ、なんて言われた割に、翌日からレッスンは始まって、アタシはといえばボーカルの先生と絶賛居残り中だ。
「のり子ちゃんの跳ねる声、この曲にはぴったりなんだから。まずは曲を自分のものにすること、次回までに頑張ってきてね」
6:名無しNIPPER[saga]
2017/10/28(土) 01:18:48.36 ID:zJC5eQxq0
―――
悩みがあろうとあるまいと、アイドルはアイドルだ。
アイドルは忙しい。
7:名無しNIPPER[saga]
2017/10/28(土) 01:24:37.08 ID:zJC5eQxq0
―――
「確かにはじめは頭にくる曲だなーって思ったけど、「こら」あ、曲、曲調が頭のなかでループし続けるというか。」
「でもあの歌詞だよ?伊織は…なんとなくイメージ通りだけど、春香はそういうタイプには見えないし」
8:名無しNIPPER[saga]
2017/10/28(土) 01:28:39.86 ID:zJC5eQxq0
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あれからそれなりに日が進み、レッスンも佳境に差し掛かる。
レッスンを重ねるたびに積み上がるのは不安ばかり。
9:名無しNIPPER[saga]
2017/10/28(土) 01:39:47.66 ID:zJC5eQxq0
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「プロデューサー!アタシやっぱりダメかも!ヒント!ヒントを!」
事務所の扉を開けるなりPCに向かうその人に、アタシを悩ませる犯人に、声をかける。
10:名無しNIPPER[saga]
2017/10/28(土) 01:44:02.18 ID:zJC5eQxq0
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「のり子ー『私はアイドル』、そろそろだぞ!スタンバイ!」
公演も終盤に差し掛かり、765プロカバーメドレーのパートが始まったところでの、プロデューサーの一言である。
11:名無しNIPPER[saga]
2017/10/28(土) 01:48:34.38 ID:zJC5eQxq0
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アタシ福田のり子はアイドルだ。
女の子にとっての憧れ。
12:名無しNIPPER[saga]
2017/10/28(土) 01:51:55.16 ID:zJC5eQxq0
おしまい。
のり子かわいい。
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