25:名無しNIPPER[saga]
2017/10/19(木) 00:57:29.30 ID:lZKk4HERO
みほ「私、これでも精一杯頑張ってるんだけどね」
梓「……」
みほ「梓ちゃんがそんな風に思ってただなんて、ちょっとショック」
26:名無しNIPPER[saga]
2017/10/19(木) 00:58:21.91 ID:lZKk4HERO
梓(……)
梓「わ、わかりました」
みほ「……」
27:名無しNIPPER[saga]
2017/10/19(木) 01:00:32.49 ID:lZKk4HERO
梓「ん……」
梓(先輩の手の平におしりをこねられるの、恥ずかしいけど、……気持ちいい……)
みほ「お母さんに隠れて。懐かしいなぁ」
28:名無しNIPPER[saga]
2017/10/19(木) 01:01:23.54 ID:lZKk4HERO
みほ「私もね、子供のころ、梓ちゃんとおんなじような事を考えてたよ」
梓「先輩も」
みほ「お姉ちゃんは私の特別……私がお姉ちゃんにしたことは、本当は全部──私がお姉ちゃんにしてほしかった事。私は、私の全部を、お姉ちゃんにみてほしかった」
29:名無しNIPPER[saga]
2017/10/19(木) 01:03:24.84 ID:lZKk4HERO
梓「ふぁぁ」
梓(先輩は、まだ、寝てる)
30:名無しNIPPER[saga]
2017/10/19(木) 01:04:04.98 ID:lZKk4HERO
梓「お姉ちゃんは全然困らない」
梓「お姉ちゃんもみほのおしり、見たいもん!」
梓(ぶはぁっ、……うぅ、顔から火がでそう。まだまだお姉ちゃんには程遠いよ……)
31:名無しNIPPER[sage]
2017/10/19(木) 01:04:44.53 ID:lZKk4HERO
次回の投稿で終わります。
32:名無しNIPPER[sage]
2017/10/19(木) 09:26:37.16 ID:35TbepKco
乙ー
33:名無しNIPPER[saga]
2017/10/20(金) 21:45:31.54 ID:mRKRwnFbO
みほ「……おしっこ」
梓「あ、え……」
みほ「ふぁぁ……」
34:名無しNIPPER[saga]
2017/10/20(金) 21:46:06.32 ID:mRKRwnFbO
梓「──もう、先輩って、実はすごく子供っぽいですよね」
みほ『そんなことないもん。私は梓ちゃんよりもお、姉、ち、ゃ、ん、なんだから』
35:名無しNIPPER[saga]
2017/10/20(金) 21:46:47.46 ID:mRKRwnFbO
梓(それからというもの、私はあしげく先輩のお家にお邪魔をさせてもらい……けれど、とうとう一度も「お姉ちゃん・みほ」と呼び交わすことはかないませんでした)
梓(そうこうしているうちに、三年生達は本格的に戦車道クラスを引退し、年が明け、いよいよ受験のシーズン。先輩達と直接に会う機会もめっきりと減っていってしまいました)
梓(私はといえば、慎重に心のバランスを保ちながら少しづつ諦めを受け入れようとしてて、つまり──私は先輩のお姉ちゃんにはなれなかったのだと。……努力が足りなかったんだ。潔く認めよう。心を切り替えて、次の目標を見据えなきゃ、と──)
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