34:名無しNIPPER[saga]
2017/10/20(金) 21:46:06.32 ID:mRKRwnFbO
梓「──もう、先輩って、実はすごく子供っぽいですよね」
みほ『そんなことないもん。私は梓ちゃんよりもお、姉、ち、ゃ、ん、なんだから』
梓(〜っ、せんっぱいっ……!)
梓「お願いですから、早く出てくださいよー」
がちゃがちゃ
みほ『わ』
梓「はやくー」
みほ『梓ちゃん変態、やだもう』
梓「漏れちゃいますー」
がちゃがちゃ
みほ『もー……くすくす……』
梓(また笑ってくれた。先輩は、本当に、可愛いなぁ……)
梓「ね先輩〜」
がちゃがちゃ……
みほ『くすくす、くすくす……』
梓(……先輩──、今先輩は、どんな顔をしてるんですか……)
梓(トイレにくぐもる先輩のその笑みは、なんだかとってもヤンチャな音色を響かせていて──)
梓(今にもこの扉の向こうから幼いころの先輩が飛び出してきて、私に向かって「お姉ちゃんのいじわる」と鮮やかな笑みを咲かせてくれるのではないかと──そんな淡い妄想を、私は抱いてしまっているのでした──)
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