103:名無しNIPPER[saga]
2017/11/11(土) 10:24:22.96 ID:xKrYj/gN0
先ほどの声は、アカの物だろうか。
だとしたら、もう喋れるという事になる。
少し、会話してみようか。
104:名無しNIPPER[saga]
2017/11/11(土) 10:24:59.22 ID:xKrYj/gN0
アカ「……ママ、やっぱりおこってる?」
狩人「私の外見を模したこと?そんな事では怒らないよ」
アカ「……そう」
105:名無しNIPPER[saga]
2017/11/11(土) 10:26:00.54 ID:xKrYj/gN0
アカ「……ママは」
狩人「うん」
アカ「……お外に、出たいの?」
106:名無しNIPPER[saga]
2017/11/11(土) 10:45:46.02 ID:xKrYj/gN0
〜同日〜
〜夜〜
107:名無しNIPPER[saga]
2017/11/11(土) 10:46:49.24 ID:xKrYj/gN0
クロ「ヒトである以上、その欲求があるのは当然のことです」
クロ「私が生誕してからずっとお母さんを観察してきましたが、一度もその行為をしたことはありませんでした」
クロ「きっと、私達を育てるのに気をとられて、自分の欲求は後回しにされていたのですね」
108:名無しNIPPER[saga]
2017/11/11(土) 11:07:29.14 ID:xKrYj/gN0
クロの冷たい手が私の身体に触れる。
肌の上を軟体の何かが這うような感触。
まるで複数の指で触られているかのような。
109:名無しNIPPER[saga]
2017/11/11(土) 11:26:24.49 ID:xKrYj/gN0
私を拘束していたクロの身体が、ベチョリと崩れる。
何とか動けるようになった。
そんな私を見下ろし、手を差し伸べてくる青い人影。
110:名無しNIPPER[saga]
2017/11/11(土) 11:32:30.40 ID:xKrYj/gN0
「これだからお子様は始末に終えません、判らないなら下がっていなさい、これは系譜最先端である私からの命令です」
「ボクの方がお姉ちゃんだけど」
「一番最初の生誕しただけでしょう、後に生まれる個体の方が優秀であるのは自明の理」
111:名無しNIPPER[sage]
2017/11/11(土) 11:50:26.50 ID:ulNajlRpo
この板がR-18許されていないのが残念だ……
112:名無しNIPPER[saga]
2017/11/11(土) 12:57:52.91 ID:xKrYj/gN0
〜66日目〜
アオの身体は、やはり私を模した物だった。
113:名無しNIPPER[saga]
2017/11/11(土) 12:59:20.60 ID:xKrYj/gN0
狩人「アオは、水の中とかも好きだよね」
アオ「ちがうよ、母さま、ボクは魚をとるのがすきなの」
狩人「そっか」
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