狩人「スライムの巣に落ちた時の話」
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112:名無しNIPPER[saga]
2017/11/11(土) 12:57:52.91 ID:xKrYj/gN0
〜66日目〜



アオの身体は、やはり私を模した物だった。

アカと明確に違うのは、髪に類似した部位を纏めて後ろで垂らしている点。

彼女達は個体差を守ろうとする意志がある。

同じ「私と似た外見」であるが故に、意識して差異をつけたのだろう。



アオ「母さま、あれとって」

狩人「うん、いいよ」



アオに請われて、私は指笛を吹く。

驚き飛び交う蝙蝠に、礫を当てる。

アオは大喜びでそれをキャッチ。

楽しそうなその様子を見て、何故か私も嬉しくなる。


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