狩人「スライムの巣に落ちた時の話」
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109:名無しNIPPER[saga]
2017/11/11(土) 11:26:24.49 ID:xKrYj/gN0
私を拘束していたクロの身体が、ベチョリと崩れる。

何とか動けるようになった。

そんな私を見下ろし、手を差し伸べてくる青い人影。



「母さま、だいじょうぶ?」



アオだ。

ヒトの形へと変体を遂げたアオが、助けてくれたのだ。



「アオ、どういうつもりですか、お母さんの性的欲求解消を妨害するなんて」

「母さまは嫌がってた、ボクは母さまの言葉を信じただけ」

「嫌よ嫌よも好きのうちという言葉があるのです、照れによる拒絶を本気にしてどうするのです」

「なにそれ、意味わかんない」



吹き飛ばされたクロの上半身と、私の上から零れ落ちた残りの粘液が合流する。

何事も無かったかのように、クロは復活を果たした。



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