奈緒「特別な一日」
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12:名無しNIPPER[saga]
2017/09/17(日) 23:17:33.35 ID:5vUTo85X0
夕食を食べて、お風呂から上がるとPさんからの連絡が入っていた。明日の予定についてだ。

朝の十時に集合して、まずは映画を見る。そのあとはお昼ご飯を食べて、買い物をするらしい。

…なんかこういうのよくアニメでみるよな。デートコースみたいな…。
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[saga]
2017/09/17(日) 23:18:45.51 ID:5vUTo85X0
次の日、時間に間に合うように準備をする。今日は特別な一日だから、いつもは着ないようなかわいい服を勇気を出して着てみようかな。

クローゼットの奥から引っ張り出した服を着て、鏡の前に立ってみてみる。なんだか、アタシがアタシじゃないみたいだ。

Pさん、よろこんでくれるかな…ってなんでそこでPさんが出てくるんだよ!
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[saga]
2017/09/17(日) 23:20:53.47 ID:5vUTo85X0
集合場所についたのは9時30分。約束の時間の30分前だ。ちょっと早すぎたな、とも思ったけど、音楽でも聞いてればあっという間だろう。

そう思った矢先、後ろからトントン、と肩をたたかれた。反射的に振り向くと、そこにはPさんがいた。 

「ずいぶん早かったな、奈緒。もっと遅くてもよかったのに」 
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[saga]
2017/09/22(金) 12:17:29.95 ID:lxRgUaxk0
映画館につく頃には、アタシもPさんも真っ赤になっていた。

落ち着いて考えてみると、アタシ達結構やばいことしてたんじゃないか!?

手とか繋いで歩くとかこ、恋人同士みたいなことしちゃってさ!アイドルとプロデューサーだぜ!?バレたら絶対ヤバいって!
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[saga]
2017/10/01(日) 23:30:16.36 ID:uNsbdbVD0
「…チケットとってもらって悪いんだけどさ、違う映画にしないか?ほらあっちのSFとかさ。Pさんが見たいもの見た方がいいって」 

「俺のことは気にしなくていいよ。それより、見たいのか見たくないのかどっちなんだ?」 

正直、見たいか見たくないかと聞かれれば、そりゃ見たい。
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[saga]
2017/10/01(日) 23:31:31.95 ID:uNsbdbVD0
席に着いて手に持ったポップコーンとドリンクをホルダーに入れると、ちょうどタイミングが良かったようで、予告編が流れ始めた。

まだ本編が始まるまでには時間がありそうなので、さっきから気になっていたことを聞いてみる。
 
「ところでPさんはこの映画の内容とか知ってるのか?」 
以下略 AAS



18:名無しNIPPER[saga]
2017/10/01(日) 23:33:14.42 ID:uNsbdbVD0
主人公は前のめりに元気な女の子。どこにでもいそうな普通の女の子だけど、普通じゃないのはアイドルをやってるってこと。

アイドルの恋愛はもちろん御法度なんだけど、相手はなんとその子のプロデューサー。禁断の恋ってやつかな。

このアニメはもともと深夜でやってたんだけど、これが話題になって大ヒット。
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[saga]
2017/10/01(日) 23:35:26.04 ID:uNsbdbVD0
初めのほうは、テレビ版の軽い復習みたいな感じだったので、アタシはポップコーンをつまみながら見流していた。

15分ほどして、いよいよ物語が動き始めたみたいだ。 

『プロデューサーさんっ!ドームですよっ!ドームっっ!』 
以下略 AAS



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