147:名無しNIPPER[sage]
2017/09/03(日) 23:19:20.81 ID:tjIn0ES/o
後日
つかさ「なあ、ちょっといいか」
P「なんだ…」
つかさ「あの一件の後、アタシなりに調べてみた。」
P「何をだ…」
148:名無しNIPPER[sage]
2017/09/03(日) 23:20:23.45 ID:tjIn0ES/o
おわりです。
長くなっちゃいました。
あと、まゆP、ごめんね。
149: ◆K5gei8GTyk[saga]
2017/09/10(日) 16:06:34.40 ID:xaav314N0
書いていきます
すぐに終わります
150: ◆K5gei8GTyk[saga]
2017/09/10(日) 16:07:47.11 ID:xaav314N0
「人を、人たらしめるものとはなんなのでしょう」
「文明、というと範囲が広すぎるような気がします」
「知恵、というと抽象的すぎるような気がします」
151: ◆K5gei8GTyk[saga]
2017/09/10(日) 16:08:26.22 ID:xaav314N0
「ねえ、文香」
事務所のソファに腰かけて本を読んでいると、なにやら声がかかりました。
「五十二ヘルツの鯨って、知ってる?」
152: ◆K5gei8GTyk[saga]
2017/09/10(日) 16:10:23.18 ID:xaav314N0
「五十二ヘルツの鯨っていうのはね、世界で最も孤独な鯨のこと」
「その正体は全く不明で、どんな種なのかすら定かではないらしいわ」
153: ◆K5gei8GTyk[saga]
2017/09/10(日) 16:13:06.40 ID:xaav314N0
「不思議だと思わない?」
彼女が笑いかけるような仕草を見せましたが、私はただ、そのさまを見ていることしかできません。
154: ◆K5gei8GTyk[saga]
2017/09/10(日) 16:13:57.26 ID:xaav314N0
いよいよ私は読んでいた本を閉じ、胸元に抱えました。
「……鯨だってコミュニケーションを取る生き物っていうでしょ」
155: ◆K5gei8GTyk[saga]
2017/09/10(日) 16:15:10.97 ID:xaav314N0
どうして彼女はさっきから、ずっと唸り声を上げているのでしょう?
156: ◆K5gei8GTyk[saga]
2017/09/10(日) 16:16:31.38 ID:xaav314N0
断続的な響きが耳に痛くて、私は顔をしかめてしまいます。
「気分が悪いの?」
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