156: ◆K5gei8GTyk[saga]
2017/09/10(日) 16:16:31.38 ID:xaav314N0
断続的な響きが耳に痛くて、私は顔をしかめてしまいます。
「気分が悪いの?」
おどろおどろしい音の響きは、いっそう私を苛みました。
「……待ってて、誰か呼んでくるから」
テーブルにマグカップを置いて、彼女は足早にどこかへ去っていきました。
それに伴って、嫌な響きは徐々に薄れてきていて、小さく息をつきます。
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