球磨「面倒みた相手には、いつまでも責任があるクマ」
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464: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/25(金) 23:16:13.88 ID:xVa5x4Ph0


「……42年6月のミッドウェー海戦から、全てが狂った」


以下略 AAS



465: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/25(金) 23:22:32.66 ID:xVa5x4Ph0


「ソロモンでは、加古、龍驤、比叡、衣笠、綾波、霧島、暁、夕立……サボ島では吹雪、叢雲、古鷹……その後は由良、高波、天龍か……ああ、畜生っ……! 自分で言ってて頭が痛い……!」

「昨年の冬だけで、夕雲、望月、初風、川内、夕霧、大波、巻波、冲鷹が沈没し、伊号第19は行方不明らしい……」
以下略 AAS



466: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/25(金) 23:24:29.90 ID:xVa5x4Ph0


「それでも……俺たちに出来る事は何かないのか……! ……形はどうあれ……俺は最後まで戦うつもりだ……!」

「気持ちは痛い程分かるが、一寸落ち着けって……! それに、後詰の俺たちに一体何が出来るっていうんだ……!? 敗戦は免れないって言うのに……」
以下略 AAS



467: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/25(金) 23:30:45.97 ID:xVa5x4Ph0


その一人の若い海軍士官の言葉に、ふいと、中将は昔一度だけ会った事のある、魅力と才能に溢れた壮年の男の事を思い出した。

あの男は当時、かなりの社会的地位を持ち、時の政治家たちとも繋がりがある男だったが、当時の世論とは裏腹に、この国の敗戦を語った。
以下略 AAS



468: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/25(金) 23:31:32.07 ID:xVa5x4Ph0



『もしお互い、生きて終戦を迎えたら……この戦争に、提督と球磨の想いに、どれだけの意味や価値があったのか、お互いに見つけた答えを、交わさないか?』

以下略 AAS



469: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/25(金) 23:33:17.88 ID:xVa5x4Ph0



そしてそれ以上に、中将には決して反故に出来ぬ「あの娘」との「約束」がある。

以下略 AAS



470: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/25(金) 23:33:51.25 ID:xVa5x4Ph0


「……人生は戦いなり、か」


以下略 AAS



471: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/25(金) 23:35:33.73 ID:xVa5x4Ph0


よくよく考えたらあの男は、癇癪持ちの癖して憶病とも言えるほど繊細な精神の持ち主の様であるから、単に血を見るのが怖かったから疎開したとも言える。

だがあの男は、決して「戦い」に背を向けて逃げる様な男ではなさそうだ。
以下略 AAS



472: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/25(金) 23:38:10.08 ID:xVa5x4Ph0


「私もあの男も、そしてあの娘も……いや皆が各々の信念を纏って……形はどうあれ、必死に戦っているのだろうな……」


以下略 AAS



473: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/25(金) 23:38:40.65 ID:xVa5x4Ph0



――――その日の夕映えは、血液を垂らした様に、紅く滴り、広がっていた。

以下略 AAS



474: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/25(金) 23:40:21.67 ID:xVa5x4Ph0


 ……………………………… 


以下略 AAS



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