76:名無しNIPPER
2017/08/08(火) 23:12:31.18 ID:xy6mxyet0
妹と名取の演習が終わり、私は一足先に司令部庁舎に戻っていた。
ちょうど、二階に上がったとき、奥の自室へと向かっていた五月雨が見えた。
五月雨は私に気付いてあわてて振り返ると、つまずき、転んだ。
ドジすぎないか。でもそんなとこでドジをするのが五月雨なのである。
「お、おい、大丈夫かよ」
「えへへ……私は大丈夫です。でも、心配かけてごめんなさいっ」
こんなドジな子が海の上に立つと、途端に歴戦のつわものの如く戦うのだから驚きである。
私は五月雨に手を差し出すと、起き上がるのを手伝った。
「司令官、ありがとうございます!」
と、五月雨のスカートの右太もも付近に血が付いているのが見えた。
しかも、初めて会ったあの時よりも多く付いていた。あたりどころが悪かったのだろうか。
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