255: ◆vfNQkIbfW2[saga]
2017/07/28(金) 19:13:28.44 ID:HxXRj1idO
ベートーベン(変装)「これは妖刀『悲愴』。君が深い悲しみや慚愧を覚えた時、最も効力を発揮する魔剣だ」
底野「どこでそんな物騒な代物を買ったのでござる!」
ベートーベン(変装)「数年前に堺の商人から買い取った。君に無料で進呈しよう。なあに、いわくつきの物を味方に渡すはずないじゃないか。安心し給えよ」ニカッ
256:名無しNIPPER[sage]
2017/07/28(金) 20:27:59.78 ID:9B2pu0PS0
安価さばくのうまいな
257: ◆vfNQkIbfW2[saga]
2017/07/29(土) 00:43:38.37 ID:ZrZAROhg0
急に蝉の鳴き声が大きくなったような気がした。眼前には三十路の酒樽女。後ろを振り向けば山の端に差し掛かる夕陽。茂みの裏に隠れる拙者は、いつ飛び出そうか考えあぐねていたでござる。その場に人がいなくて心底安堵した。もしいたとなれば、巨漢女を必死に垣間見る特殊性癖の男と恥ずかしい汚名を広められてしまっただろうから。黄昏時は、かえって都合が良かったのでござる。
源義経「あ、クチナシの花が咲いてる。クチナシ……クチナシの饅頭ってなんだか美味しそう……」
底野「あのう、九郎判官源義経様でござるか?」
258: ◆vfNQkIbfW2[sage]
2017/07/29(土) 00:44:13.38 ID:ZrZAROhg0
しまった、途中送信
259: ◆vfNQkIbfW2[saga]
2017/07/29(土) 00:54:35.23 ID:ZrZAROhg0
急に蝉の鳴き声が大きくなったような気がした。眼前には三十路の酒樽女。後ろを振り向けば山の端に差し掛かる夕陽。茂みの裏に隠れる拙者は、いつ飛び出そうか考えあぐねていたでござる。その場に人がいなくて心底安堵した。もしいたとなれば、巨漢女を必死に垣間見る特殊性癖の男と恥ずかしい汚名を広められてしまっただろうから。黄昏時は、かえって都合が良かったのでござる。
源義経「あ、クチナシの花が咲いてる。クチナシ……クチナシの饅頭ってなんだか美味しそう……」
底野「あのう、九郎判官源義経様でござるか?」
260: ◆vfNQkIbfW2[saga]
2017/07/29(土) 12:40:30.03 ID:gpxFd09ZO
侍女に案内され、東の一室に入る。部屋の広さは六畳程度。中央に天蓋つきの寝台が置いてある。紙衾の中には綿が詰め込まれていて、見た目よりもずっとフカフカの寝床でござった。
霊長の殺戮者「うわー! ひろぉーい!」
ベートーベン(変装)「ハハッ、こりゃすごいね! どんな交渉をしたら御帳つきの部屋を与えられるんだ? 僕でさえも、こんな豪華な部屋は初めてだよ」
261:名無しNIPPER[sage]
2017/07/29(土) 12:45:28.57 ID:5zIJpGFXo
山と見紛う巨漢
262: ◆vfNQkIbfW2[saga]
2017/07/29(土) 12:59:47.82 ID:gpxFd09ZO
ベートーベン(変装)「そうだね。しかし、ただの山伏じゃない。君と同じ鬼子だ。生まれた時に身長が7尺(約2m10cm)あったらしい。80斤(約48kg)の薙刀を軽々と振るい、人の首を斬り飛ばす悪僧というか、破戒僧だね」
底野「化け物ではないか……。人語は通じるのかね」
ベートーベン(変装)「通じるから、義経様の配下として数多の戦場を駆けてきたんだろ。多分、厩の近くで夜の稽古の真っ最中だろうから、話しかけてきたら?」
263:名無しNIPPER[sage]
2017/07/29(土) 14:31:13.23 ID:h6XQmG2F0
アリだな(♂)
264: ◆vfNQkIbfW2[saga]
2017/07/29(土) 19:56:30.05 ID:gpxFd09ZO
弁慶「引き締まった肉体、相手を見据える狼の如き強烈な眼差し。ウホッ! アリだな(♂)」
底野「あ、アリとは……?」
弁慶「小僧! 拙僧の槍を受けてみよッ!」ヒュバッ
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