264: ◆vfNQkIbfW2[saga]
2017/07/29(土) 19:56:30.05 ID:gpxFd09ZO
弁慶「引き締まった肉体、相手を見据える狼の如き強烈な眼差し。ウホッ! アリだな(♂)」
底野「あ、アリとは……?」
弁慶「小僧! 拙僧の槍を受けてみよッ!」ヒュバッ
弁慶殿の手元に一閃の光が走ったと思うと、拙者の右頬にツツー……と生暖かい液体が垂れた。手で拭ってみたら、血でござった。薄暗いので若干黒く見えるものの、舐めると確かに鼻血の味がしたのでござる。
弁慶「拙僧が敵兵ならば、貴殿は既に首となっておる」
鳥肌が立った。そりゃ人間誰しも、死を眼前に突きつけられたならば足が竦み総毛立つのは当然でござろう。拙者は悲愴を抜刀できず、ひたすら無様に逃げ回ることしかできなかった。
弁慶「そらそら、どうした! 攻めと受け、二つを両立せねば男色界ではやってゆけんぞ! 拙僧が教えてやろうか!」ヒュンヒュン
底野「男色界での心得なぞ不用でござる! くッ!」
義経様と同様、山のように身体が大きいので鈍足だと踏んでいた。しかし、その推測は間違いだったのでござる。拙者が後方に跳んで避ければ、弁慶はその分深く踏み込んで槍を突き。また拙者が樹上に身を潜めれば、するすると素早く登って蹴りを放ってくる。
弁慶「貴殿に稽古をつけねばならん。確かに基本技術は備わっているが、実戦経験が無さ過ぎる。人を斬ったことはあるか? 夕餉の後、もう一度ここへ来るのだ」
底野「少し伺いたい。お主は男色なのか?」
弁慶「拙僧は根っからの男色である。だが、日々の鍛錬と自主開発により性欲を発散させている。貴殿も見習うように」
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