21:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 21:47:14.60 ID:Z4hqYXQc0
Chapter6
ほたるちゃんと私は順調にお仕事をこなしていった。
22:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 21:51:34.90 ID:Z4hqYXQc0
成功すると「茄子さんの幸運のお陰です」と嬉しそうに言う。まるで自分の努力を否定するかのように。
そしてほたるちゃんは私に依存をし始めた。 休日は毎日遊びに誘ってくるし、毎夜の如く電話もかかってくる。事務所にいる時も、プロデューサーさんに呼ばれた時とお手洗い以外はだいたい一緒にいる。
23:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 21:52:26.96 ID:Z4hqYXQc0
私は忘れていた。幸せというものが、人にとっては麻薬のように甘美で、人を狂わせる毒だということを。
私はそれをよく見て来た。私に神頼みに来る人、幸運を手にしそれに狂ってしまう人を。
24:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 21:53:41.07 ID:Z4hqYXQc0
トレーナー「白菊!!ステップが全く出来てないぞ!!どうした!!」
ほたる「す、すみません……。」
25:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 21:56:20.46 ID:Z4hqYXQc0
ほたるちゃんは私といると、間違いなく堕落してしまう。幸運の海に溺れて、死んでしまう。私が、私が殺してしまう。
それだけはいけない、私はもう他人の人生を台無しに出来ない。私は……。
26:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 22:00:15.07 ID:Z4hqYXQc0
Chapter 6.5 〜バーの一角〜
P「茄子の奴……急に話ってなんだろ……あんまり良い予感はしないけど。」
27:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 22:02:25.95 ID:Z4hqYXQc0
P「移籍!?」
28:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 22:13:17.08 ID:Z4hqYXQc0
Chapter7 〜ほたるの家〜
朝起きて、顔を洗って、歯を磨いて、朝ごはんを食べて、用意をして、今日着る服をクローゼットから出して、少しのおめかしをして、家を出る。
少し早く家を出て、周りの風景を見て歩く。 昨日の雨で出来た水たまりが残っている、雨が降った後の土の香りが鼻をくすぐる。
29:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 22:14:06.40 ID:Z4hqYXQc0
ほたる「えっ………茄子さんが……………移籍?」
P「先日本人から話を聞いた、急だが運良く仕事も入ってなくタイミング的には問題が無かったため許可した。」
30:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 22:15:28.87 ID:Z4hqYXQc0
ほたる「あれ、ここは……。」
ちひろ「気が付きましたか?仮眠室ですよ。」
52Res/43.07 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20