47:名無しNIPPER[saga]
2017/07/10(月) 23:03:49.16 ID:otTlPJINo
さて、そろそろ、レッスンの時間ですね。
そう言って泰葉さんは、本を鞄にしまうと、ソファーから立ち上がりました。
48:名無しNIPPER[saga]
2017/07/10(月) 23:04:23.62 ID:otTlPJINo
やっぱり恋はむずかしいなぁ。
いろんな人が、いろんなことを言うから。
それでも泰葉さんのウィンクが可愛かったことくらいは分かる。
49:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/10(月) 23:04:59.84 ID:otTlPJINo
ちょっと休憩、またすぐ再開します
50:5. 好きを一緒に[saga]
2017/07/10(月) 23:15:14.13 ID:otTlPJINo
◇
オフの日。
お日様が顔を出して、街が目を覚まし始めた頃に。
51:名無しNIPPER[saga]
2017/07/10(月) 23:15:58.48 ID:otTlPJINo
「おっ。おはよう、悠貴」
「はいっ! おっ、おはようございますっ!」
52:名無しNIPPER[saga]
2017/07/10(月) 23:16:27.29 ID:otTlPJINo
「もうこの際だから、走り方とかフォームとかも教えてくれたら嬉しい」
「はいっ、任せてくださいっ! とりあえず、最初はちょっと歩いていきましょう!」
53:名無しNIPPER[saga]
2017/07/10(月) 23:16:57.63 ID:otTlPJINo
やっぱり私が先生になったみたい。
いつもはプロデューサーさんが先生だから、今日は反対ですねっ。
いつもていねいに教えてくれるプロデューサーさんみたいにできているかな。
54:名無しNIPPER[saga]
2017/07/10(月) 23:17:30.39 ID:otTlPJINo
そんな感じで歩いていって、公園までは10分くらいで到着しました。
ここからはランニングコースを走ります。
私のやる気が一歩間違えると、プロデューサーさんがランニングを嫌いになっちゃいます。
55:名無しNIPPER[saga]
2017/07/10(月) 23:17:56.73 ID:otTlPJINo
今度は目線を上げて、プロデューサーさんの顎に触れます。
目を合わせるには少し届かないけど、プロデューサーさんの顔がすぐ近くにあります。
こんなにマジマジとお顔を見たこと、そういえばなかったな。
56:名無しNIPPER[saga]
2017/07/10(月) 23:18:22.58 ID:otTlPJINo
「えーっと。……こんな感じで走れば大丈夫?」
「は、はいっ。あっ。あと1つだけ」
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