289:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 04:41:13.25 ID:smyUCZOA0
千歌「私の『もしも』……」
内容は、考えるまでもなかった。
290:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 04:42:45.70 ID:smyUCZOA0
どうやったら、戻るんだろう。私は戻りたいのかな。
今までは簡単だった。
291:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 04:43:45.07 ID:smyUCZOA0
――――
292:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 04:44:22.01 ID:smyUCZOA0
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293:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 04:46:06.88 ID:smyUCZOA0
皆が東京での思い出を口にするたびに、内浦の海を思い出した。
梨子ちゃんに抱きしめられながら、みっともなく声を上げて泣いた、あの時を思い出した。
294:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 04:46:49.41 ID:smyUCZOA0
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295:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 04:47:27.67 ID:smyUCZOA0
曜「毎晩、ここにいるね」
千歌「曜ちゃん」
296:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 04:48:14.73 ID:smyUCZOA0
曜「千歌ちゃん、今何考えてるの?」
千歌「うーん、曜ちゃんは、すごいなって」
297:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 04:49:03.71 ID:smyUCZOA0
曜「私もさ、よくはわからないんだけど……」
困ったように頭を掻きながら、曜ちゃんはしばらく下を向いていた。
298:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 04:49:43.74 ID:smyUCZOA0
曜「……もう1回聞くね」
曜「千歌ちゃんは、どうしてここにいるの? どうして、ここで海を眺めているの?」
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