38: ◆2mwK9kDO1Y[saga]
2017/06/14(水) 23:19:33.32 ID:fF3hGUJcO
「もー、笑い過ぎだってば。いつまで笑ってるの」
「いや、だって……おかしくて」
39: ◆2mwK9kDO1Y[saga]
2017/06/14(水) 23:20:03.54 ID:fF3hGUJcO
「マコトさん、これ見て」
「なに?」
40: ◆2mwK9kDO1Y[saga]
2017/06/14(水) 23:22:00.13 ID:fF3hGUJcO
今日はここまで
酉を間違えて入力してしまいました……
この際ですから、前スレを載せます
未完ですが、ご了承ください
41: ◆2mwK9kDO1Y[saga]
2017/06/17(土) 22:45:49.70 ID:EUakjaa4O
ダークスーツに身を包み、ビジネスバッグを肩にかけた僕は、駅の構内で電車を待ちます
数分してアナウンスが流れ、電車の近づく音が響き渡ります
42: ◆2mwK9kDO1Y[saga]
2017/06/17(土) 22:46:40.36 ID:EUakjaa4O
黄色の饅頭を見つめながら、僕は不思議と温かい気持ちに包まれました
これは、妻と過ごした一年間、感じた記憶が無かったものです
43: ◆2mwK9kDO1Y[saga]
2017/06/17(土) 22:47:31.26 ID:EUakjaa4O
僕は、カスミの愛を受け止めることができませんでした
僕は、カスミを笑顔にすることができませんでした
44: ◆2mwK9kDO1Y[saga]
2017/06/17(土) 23:01:55.22 ID:EUakjaa4O
「……どういう、ことですか?」
「どうも何も、当たり前のことだろう」
45: ◆2mwK9kDO1Y[saga]
2017/06/17(土) 23:05:56.39 ID:EUakjaa4O
僕はこれまで、与えられた仕事は問題なく終わらせてきました
運よくその仕事ぶりを上司に見初められた僕は、同期よりも少しだけ早い昇進をしたのです
46: ◆2mwK9kDO1Y[saga]
2017/06/17(土) 23:09:41.20 ID:EUakjaa4O
気が付くと、既に深夜の1時を回っていました
彼女の待つ部屋へ帰ることができたのは、腕時計の短針が2時に差し掛かった頃でした
47: ◆2mwK9kDO1Y[saga]
2017/06/17(土) 23:24:17.38 ID:EUakjaa4O
「……カスミ?」
ふと、後ろに気配を感じました
48: ◆2mwK9kDO1Y[saga]
2017/06/17(土) 23:24:49.41 ID:EUakjaa4O
「……マコトさんのせいだよ」
「何のこと?」
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