77:名無しNIPPER[saga]
2017/06/14(水) 14:03:15.83 ID:N3+S3TwnO
図書館は開いていたけれど、図書委員はいなかった。
そう言えば、3人で花丸ちゃんとルビィちゃんを勧誘しに押しかけたっけ。
つい、この間のことのようだ。
私は方向転換した。
思い出に浸りたくて、他の場所も回って行った。
78:名無しNIPPER[saga]
2017/06/14(水) 14:09:47.39 ID:N3+S3TwnO
あの時、梨子ちゃん死んじゃうかと思った。
「曜……?」
「あ、今日、平日だよ?」
79:名無しNIPPER[saga]
2017/06/14(水) 14:45:59.10 ID:N3+S3TwnO
何を考えているんだろう。
鞠梨ちゃん、前にも、こんなことあったっけ。
何がしたいんだろう、私は。
情けない。
自分の感情が分からない。
80:名無しNIPPER[saga]
2017/06/14(水) 14:49:36.52 ID:N3+S3TwnO
次から、梨子ちゃん視点です
81:名無しNIPPER[saga]
2017/06/14(水) 15:03:21.81 ID:N3+S3TwnO
曜ちゃんに既読スルーされた。
そう言えば、千歌ちゃんにもこの間された。
嫌われてるのかな。涙目になりそう。
と、思ったら、千歌ちゃんの送ったメッセージすら曜ちゃんは見ていないようだった。
誰が送ったかは分かるはずだけど。
82:名無しNIPPER[saga]
2017/06/14(水) 15:19:14.64 ID:N3+S3TwnO
「追いかける?」
鞠莉ちゃんが封筒を一つ目の前に掲げた。
「二人で?」
83:名無しNIPPER[saga]
2017/06/14(水) 15:35:22.53 ID:N3+S3TwnO
千歌ちゃんに、何か言わないとと思った。
でも、それって私が千歌ちゃんを傷つけたくないから言いたい言葉で。
それを覚悟して言っているであろう千歌ちゃんに、言うべき言葉ではなかった。
「分かった」
84:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/14(水) 16:48:42.41 ID:VqWHRdm5O
誤:アニメ準拠で、梨子の鞠莉への呼び方ちゃんじゃなくてさんだった。脳内変換お願いします
85:名無しNIPPER[saga]
2017/06/14(水) 16:50:13.14 ID:VqWHRdm5O
曜ちゃんに、会いたい。
一人で行ってしまう彼女。
そうして、いつも一人で傷ついて帰ってくる人だから。
彼女の側にいたいと思う。
86:名無しNIPPER[saga]
2017/06/14(水) 17:05:29.40 ID:VqWHRdm5O
でも、さすがにこれはやり過ぎかな。
曜ちゃんに会えるか分からないし。
連絡しても返ってこないのにね。
呆れられるかも。
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