【ミリマス】まつり「夢の中で過ごす最高の一日」
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5:名無しNIPPER[saga]
2017/06/03(土) 09:28:43.19 ID:IBsWQdqG0
まつりが俺の背中からひょっこり顔を出す。
まつり「ほ?」
「いやいや,姫は部屋でお休みになっているはずである。……ということはお主らは偽物か!」
6:名無しNIPPER[saga]
2017/06/03(土) 09:29:19.62 ID:IBsWQdqG0
石造りの三和土で靴を脱ぎ,彼に先導されて板張りの長い廊下を歩いていく。
やがて彼がある障子の扉の前で止まると,目で合図をしてきた。
さしずめこの部屋に姫さまとやらがいるのだろう。
7:名無しNIPPER[saga]
2017/06/03(土) 09:30:07.36 ID:IBsWQdqG0
俺は結局扉を開けた
P「失礼しまーす」
ガッと後ろから肩を掴まれる。
8:名無しNIPPER[saga]
2017/06/03(土) 09:31:20.34 ID:IBsWQdqG0
◆
「姫さま,庭に姫さまのご兄弟と名乗る者がいらっしゃったのですが,心当たりはございますか?」
「ほ?姫に兄弟ですか……?」
9:名無しNIPPER[saga]
2017/06/03(土) 09:32:03.11 ID:IBsWQdqG0
「では,こちらにくるのです」
俺たちはカーテンをくぐった。
P「ほっ!?」
10:名無しNIPPER[saga]
2017/06/03(土) 09:33:00.19 ID:IBsWQdqG0
まつり姫「姫はまつりといいます。気軽にまつり姫って呼んでもらって大丈夫なのです」
まつり「自己紹介はいいとして……まつりたちに話を合わせてもらったのは何か意図があるのです…ね?」
まつりちょっと機嫌悪い?
11:名無しNIPPER[saga]
2017/06/03(土) 09:34:14.92 ID:IBsWQdqG0
◆
俺とまつりは姫の願いを受け入れることにした。
というより「お断りになった場合はどうなるか分かります……ね?」なんて半ば脅されたといっても差支えはない。
12:名無しNIPPER[saga]
2017/06/03(土) 09:35:12.66 ID:IBsWQdqG0
◆
「「「「はいほー!!!」」」」
屋敷の男たちがはいほー!なんて言いながら,部屋に入ってくる。
13:名無しNIPPER[saga]
2017/06/03(土) 09:35:59.63 ID:IBsWQdqG0
◆
「では姫!まずは歌合せをやりましょう」
まつり「OKです。かかってこい,なのです」
14:名無しNIPPER[saga]
2017/06/03(土) 09:36:36.37 ID:IBsWQdqG0
そして……
まつり「うたた寝に恋しき人を見てしより 夢ちょうものは頼みそめてき」
辺りが一瞬静まる。
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