【ミリマス】セカンドキスは何度でも【みななお】
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16: ◆OYYLqQ7UAs[saga]
2017/05/26(金) 00:08:18.52 ID:cbN3Pldp0
そんなことを話しながら歩いて雑貨屋さんが見えてきたころには、美奈子も繋いだ手に慣れてきたのだろうか、顔の赤さは随分と引いてきたようだった。
雑貨屋はといえば、雑誌の効果もあるのだろう、平日にしては十分多いといえる客が訪れていた。
「うひゃ〜、やっぱりお客さんおるなぁ」
17: ◆OYYLqQ7UAs[saga]
2017/05/26(金) 00:08:48.26 ID:cbN3Pldp0
お互いに何を考えたか、言わなくとも分かったのだろう。
どちらから、ということもなく繋いだ手をほどいた二人は、並べられた髪飾りを眺め、手に取り、次々と物色し始める。
そして、やがてその手が止まるのもまた、不思議なことに同時のタイミングであった。
「決まったみたいやな!」
18: ◆OYYLqQ7UAs[saga]
2017/05/26(金) 00:09:22.15 ID:cbN3Pldp0
「お待たせ〜!」
遅れて入口へと戻ってきた奈緒が、それぞれの髪飾りが入った二つの袋を美奈子に手渡す。
「私が選んでたんは美奈子へのプレゼントや! 美奈子は髪結ぶのリボン派みたいやから、たまにはシュシュもええんちゃうかな〜って」
19: ◆OYYLqQ7UAs[saga]
2017/05/26(金) 00:09:55.73 ID:cbN3Pldp0
「ところで、なんでリボン紫なん?」
「奈緒ちゃん2月生まれでしょ? だから、誕生石のアメジストの色にしたの」
「は〜……さすが美奈子、女子力高いわぁ……」
20: ◆OYYLqQ7UAs[saga]
2017/05/26(金) 00:10:56.69 ID:cbN3Pldp0
とりあえず今回はここまで。
お読みいただきありがとうございます。
願わくば、今後も宜しくお願いいたします。
21:名無しNIPPER[sage]
2017/05/26(金) 19:45:20.83 ID:5JLXTcWYo
完全にカップルだこれ!
22:名無しNIPPER[sage]
2017/05/27(土) 08:45:43.07 ID:CpCB/j6Oo
みななおわっほい
コンスタントにみななおいただけるの有り難さしかない
23:名無しNIPPER[sage]
2017/05/27(土) 21:06:18.79 ID:4Y5C0StMo
みななおいいぞ
24: ◆OYYLqQ7UAs[saga]
2017/05/27(土) 22:13:15.49 ID:/5/IeBOAo
「おはようございまーす!」
朝の事務所に響き渡るのは、関西弁独特のイントネーションで発せられた元気いっぱいの声。
いつものようにサイドテールで髪を纏めた奈緒であるが、いつもと違うのはその髪留め。今日はシュシュではなく紫色のリボンが、その髪の間に揺れている。
言わずもがな、美奈子からプレゼントされた品物である。
25: ◆OYYLqQ7UAs[saga]
2017/05/27(土) 22:13:44.67 ID:/5/IeBOAo
そう聞いて奈緒の脳裏に浮かぶのは、この前までやっていた連続ドラマ。その登場人物である執事が、たしかこのような服を着ていたことだ。
「でも本来は違うって、これって執事服やないんですか?」
「ああ、燕尾服ってのは本来正装の服なんだ。テレビで見たことないか? 毎年天皇陛下から勲章を貰う人が着てるのが燕尾服なんだよ。だから、正式な場に出席するときには着るんだろうが、普段の仕事中に着ることはないはずだぞ」
26: ◆OYYLqQ7UAs[saga]
2017/05/27(土) 22:14:10.77 ID:/5/IeBOAo
そう言われて奈緒は女装したプロデューサーを想像する。
ちゃんとした女装ならば見れる程度のものにはなるのだろうが、奈緒の脳内にはもはや、ギャグ漫画のようにけばけばしいメイクとマリリンモンローのようなカツラを被ったプロデューサーしか浮かんでいなかった。
その破壊力で思わず自分で笑ってしまいそうになるが、ここで笑ってしまえば承諾したことになるのでは、と思いなおして踏みとどまる。
「というのもな、前に応援団の以上として学ラン着たことあっただろ? あれ結構評判良かったんだよ」
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