【ミリマス】セカンドキスは何度でも【みななお】
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17: ◆OYYLqQ7UAs[saga]
2017/05/26(金) 00:08:48.26 ID:cbN3Pldp0
お互いに何を考えたか、言わなくとも分かったのだろう。
どちらから、ということもなく繋いだ手をほどいた二人は、並べられた髪飾りを眺め、手に取り、次々と物色し始める。
そして、やがてその手が止まるのもまた、不思議なことに同時のタイミングであった。
「決まったみたいやな!」
「うん、私はバッチリ!」
せーの、と小さく二人で呟いて、お互いに選んだものを見せ合う。
美奈子の手に握られていたのは、紫色のリボン。奈緒の手に握られていたのは、薄い青のシュシュ。
「ほな、会計してくるわ」
感想も言わないままそれだけを言って、奈緒が美奈子の手からリボンを取ってレジへと向かう。
「え!? 自分で払うよ!」
「意地悪したお詫びと、普段の感謝の気持ちや。ここは私に甘えて、先に入口で待っとって〜」
問答無用で人の間をすり抜けてレジへと向かっていった奈緒を見送りながら、美奈子は苦笑いを浮かべてため息をつく。
「ずるいなぁ、もう」
しかしそう呟きながら一足先に店の入口へと向かう美奈子の顔には、なんとも嬉しそうな、へにゃっとした笑みが浮かんでいた。
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